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この家は悪魔に乗っ取られた。恐怖、嫌悪、衝撃。そこは地獄――。初恋の女性を救い出せるのか。
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修羅の家
我孫子武丸/講談社
内容紹介
簡易宿泊所で暮らす晴男はレイプ現場を中年女性・優子に目撃され、彼女の家につれていかれる。そこには同じ格好をした十名ほどが「家族」として暮らしていた。おぞましい儀式を経て一員となった晴男は、居住者は優子に虐待されていることを知る。
一方、区役所で働く北島は、中学時代の初恋相手だった愛香と再会し「家族」での窮状をきく。北島は愛香を救い出す可能性を探るが、“悪魔”が立ちはだかる。
【著者プロフィール】
我孫子武丸(あびこ・たけまる)
1962年、兵庫県生まれ。京都大学文学部哲学科中退。同大学推理小説研究会に所属。新本格推理の担い手の一人として、89年に『8の殺人』でデビュー。『殺戮にいたる病』等の重厚な作品から、『人形はこたつで推理する』などの軽妙な作品まで、多彩な作風で知られる。大ヒットゲーム「かまいたちの夜」シリーズの脚本を手がける。近著に『怪盗不思議紳士』『凜の弦音(つるね)』『監禁探偵』などがある。
出版社からの備考・コメント
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おすすめコメント
40万人が震撼した本格ミステリの金字塔『殺戮にいたる病』が刊行されて28年。悪意に満ちた悪夢のような作品の登場です。中流家庭の家を乗っ取り「家族」を作った中年女性が求めたのは? 恐怖と衝撃に満ちたミステリをぜひともご堪能ください!
――担当編集者より
出版情報
発行形態:ソフトカバー
ISBN:9784065191668
本体価格:¥1,700 (JPY)
ジャンル:文芸小説 , ミステリー/サスペンス
刊行日:2020/04/15
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