『修羅の家』我孫子武丸/講談社/4月15日刊行予定 ~ 発売前作品のゲラが読める NetGalley 新着作品紹介

『修羅の家』表紙
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 この家は悪魔に乗っ取られた。恐怖、嫌悪、衝撃。そこは地獄――。初恋の女性を救い出せるのか。

 発売前の本のゲラを読み、レビューを投稿して本のプロモーションを応援できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品紹介です。

 書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。

修羅の家

我孫子武丸/講談社

内容紹介

修羅の家『殺戮にいたる病』を凌ぐ驚愕作!

 簡易宿泊所で暮らす晴男はレイプ現場を中年女性・優子に目撃され、彼女の家につれていかれる。そこには同じ格好をした十名ほどが「家族」として暮らしていた。おぞましい儀式を経て一員となった晴男は、居住者は優子に虐待されていることを知る。

 一方、区役所で働く北島は、中学時代の初恋相手だった愛香と再会し「家族」での窮状をきく。北島は愛香を救い出す可能性を探るが、“悪魔”が立ちはだかる。

【著者プロフィール】
我孫子武丸(あびこ・たけまる)

 1962年、兵庫県生まれ。京都大学文学部哲学科中退。同大学推理小説研究会に所属。新本格推理の担い手の一人として、89年に『8の殺人』でデビュー。『殺戮にいたる病』等の重厚な作品から、『人形はこたつで推理する』などの軽妙な作品まで、多彩な作風で知られる。大ヒットゲーム「かまいたちの夜」シリーズの脚本を手がける。近著に『怪盗不思議紳士』『凜の弦音(つるね)』『監禁探偵』などがある。

出版社からの備考・コメント

 校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

※発売前の作品でありミステリー作品でもあります。発売後に読まれる読者の皆様のためにも、ネタバレのレビュー投稿は極力お控えいただけますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

おすすめコメント

 40万人が震撼した本格ミステリの金字塔『殺戮にいたる病』が刊行されて28年。悪意に満ちた悪夢のような作品の登場です。中流家庭の家を乗っ取り「家族」を作った中年女性が求めたのは? 恐怖と衝撃に満ちたミステリをぜひともご堪能ください!

――担当編集者より

出版情報

発行形態:ソフトカバー
ISBN:9784065191668
本体価格:¥1,700 (JPY)
ジャンル:文芸小説 , ミステリー/サスペンス
刊行日:2020/04/15

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