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著者の実体験をもとに書かれた、ある一家の再生の物語。
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ずっと見つめていた
森島いずみ(作)/しらこ(絵)/偕成社
内容紹介
小学6年生、越(えつ)の一家は、妹つぐみの化学物質過敏症が治らないため、埼玉県から富士山の見える山梨県に引っ越すことになりました。都会から南アルプスのふもとへと大きく環境が変わった越は、複雑な思いで地元の中学校に通います。
母親は、地元の食材を使った自然食の食堂をオープンさせますが、この地域の有力者からのいやがらせにあってしまい、お店はなかなか軌道に乗りません。
埼玉時代の親友、直登(なおと)から夏期講習にさそわれた越は、同じ中学に通う結衣と一緒に上京し、塾のセミナーに参加することになったが、つぐみがマムシにかまれたという緊急連絡が入り、急きょ家にもどることになってしまいます。
おすすめコメント
【著者紹介】
著者:森島いずみ
秋田県に生まれる。立命館大学文学部卒業。通訳業のかたわら児童文学を書きはじめ、「ニイハオ! ミンミン」で第15回小川未明文学賞優秀賞、『パンプキン・ロード』で第20回小川未明文学賞大賞受賞。原発事故があった福島県から、山梨県に移住し、現在に至る。
画家:しらこ
1996年 岐阜県に生まれる。大学で建築とデザインの勉強をした後、海外の技法書を読んで風景画を学ぶ。現在は児童書 の装画を中心に活動中。装画作品に『八月のひかり』(汐文社)、『ぼくらのセイキマツ』(理論社)、『かがやけ!虹の架け橋』(アリス館)、『響野怪談』(角川ホラー文庫)などがある。
出版情報
発行形態:ハードカバー
ISBN:9784037273200
本体価格:¥1,300 (JPY)
ジャンル:児童書/絵本
刊行日:2020/02/18
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