『小説 弱虫ペダル 1』渡辺航(原作)/輔老心(ノベライズ)/岩崎書店/10月15日刊行予定 ~ 発売前作品のゲラが読める NetGalley 新着作品紹介

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 ママチャリで往復90キロの秋葉原へ通う小野田坂道は、アニメを愛する高校1年生。その坂道に、運命を変える自転車との出会いが!

 発売前の本のゲラを読み、レビューを投稿して本のプロモーションを応援できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品紹介です。

 書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。

小説 弱虫ペダル 1

渡辺航(原作)/輔老心(ノベライズ)/岩崎書店

内容紹介

小説 弱虫ペダル 1

◆ 大人気漫画「弱虫ペダル」をノベライズ化、『小説 弱虫ペダル』1・2巻同時発売!

 ママチャリで往復90キロの秋葉原へ通う小野田坂道は、アニメを愛する高校1年生。その坂道に、運命を変える自転車との出会いが!

 友情、努力、青春。胸を熱くするエッセンスが、ぎゅっと詰まった物語。 読めば自転車が、坂道が好きになる!

◆ 累計2500万部超! 大人気コミックが、子どもも大人も楽しめる「小説」になった!

 「弱虫ペダル」は、「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載中の、自転車競技を題材にした人気スポーツ漫画。コミックは現在63巻まで刊行され、累計部数はなんと2500万部超! アニメ化、舞台化、テレビドラマ化もされたほか、直近ではサイクリングイベント「ツール・ド・東北2019」とコラボするなど、さまざまなメディアミックス展開が行われています。ますます人気の高まる「弱ペダ」ですが、連載がスタートした12年前、小中高生だった読者も、いまや大人。「弱虫ペダル」というタイトルは知っていても、作品は読んだことがないという子どもがたくさんいます。そこで、現在の小中学生、さらには漫画を読まない人たちにも、この作品の面白さを知ってほしいと企画したのが、「弱虫ペダル」のノベライズ化です。

◆「活字離れ」を食い止めたい 児童書出版社の願い

 背景には、「活字離れ」をなんとかして食い止めたいという、児童書出版社としての切なる願いがありました。YouTubeやゲームに時間をとられ、大人も子どもも、本を読まなくなっている今、「活字離れ」を食い止めたい、「読書の面白さ」に気づいて欲しい。同時に、岩崎書店の児童文庫レーベル「フォア文庫」を活気づけたい、という思いからスタートしたこの企画。それには、知名度が高く、ストーリーが抜群に面白い作品を、手に取りやすいカタチの「読み物」で提供しよう!ということで、選び抜いた作品が、この「弱虫ペダル」です。企画したのは、連載開始当初から「弱ペダ」の大ファンだった、営業部員М。原作出版社の秋田書店に、作品への熱い思いと、児童書版元から小説版を出すことの意義を伝え、幾多のハードルを乗り越えて、ノベライズ化が実現。秋田書店の全面協力の下、今秋めでたく『小説 弱虫ペダル』発売の運びとなりました。

◆『小説 弱虫ペダル』の読みどころ

 主人公の小野田坂道が、総北高校自転車競技部に入部し、経験者に混じって「1年生対抗ウェルカムレース」に挑戦するところから始まる『小説 弱虫ペダル』。

 坂道くんが、往復90キロの秋葉原(アキバ)までの道を毎日ママチャリで通っていたエピソードから、エリートロードレーサーの今泉俊輔や浪速のスピードマンの鳴子章吉らとの出会い、ダイナミックなレースの模様など、原作のストーリーに沿って、スピード感あふれる文章で描かれています。

 特筆すべきは、渡辺航先生の漫画のカットがふんだんに挿入されていること。カットの入れ方も、漫画のコマ風に一手間ふた手間工夫をこらしているから、「弱ペダ」の空気感・躍動感にたっぷりひたれます。漫画につられて、気がついたら文字を読み進めていた、ということも。読書が苦手な人、特に男の子におすすめです。

 活字ならではの魅力もあります。ストーリーの背景となるエピソードや、登場人物それぞれの気持ちを、文章でじっくり楽しめるのが、小説版の醍醐味。自転車競技部の仲間、クラスメート、応援する人とされる人、さまざまな関係性や心理描写がより深く描かれているから、読み応えたっぷり。普段、漫画を読まない方も、これなら抵抗なく物語に入っていけることでしょう。

 また、各巻末には「これでキミも自転車通!」と題したコーナーも! 自転車やロードレースのトピック解説を読むうちに、ついついあなたも「自転車うんちく」に詳しくなり、競技のファンになってしまうかも。

 新たな魅力満載の『小説 弱虫ペダル』。

 長年の漫画ファンにも、初めて「弱ペダ」に触れる人にも、 子どもも、大人も、楽しめること間違いなしの読み物。

 かつて「弱ペダ」を楽しんだ親世代と、この小説版を手にした子世代が、同じ作品を共有して、盛り上がったり、コミュニケーションをとれるというのも素敵ですね。

 ぜひ、お手にとってご一読ください!

◆ 作者プロフィール
原作者:渡辺 航(わたなべ・わたる)

 漫画家。長崎県出身。MTBやロードバイクなど自転車をこよなく愛し、『弱虫ペダル』の連載を続けながら、多くのアマチュア自転車レースに参戦している。

ノベライズ:輔老 心(すけたけ・しん)

 フリーランスライター。兵庫県出身。『スーパーパティシエ物語』『いやし犬まるこ』(いずれも岩崎書店)など著書多数。

おすすめコメント

★ 原作者 渡辺航先生からのメッセージ

「これから読者になってくれるキミたちへ」
 自転車に乗ってますか? どんな自転車に乗ってるのだろう? この物語の主人公・小野田坂道は、なんとママチャリで往復90キロの秋葉原へ小学4年生のときから通っていました。アニメとゲームが大好き。友だちもいないし、運動神経ゼロ! そんな坂道が、ひょんなことから入学した高校の自転車競技部へ入ることに。だから、がんばる! 自分のために、友だちのために。そんな坂道と自転車に乗ってペダルを回してみよう! きっと世界が、キミの気持ちがどんどん変わっていくはずですよ!
(原作者 渡辺航)

販促プラン

 渡辺航先生のイラスト入り「展示ケース付き5冊セット」をご用意しています。

 児童書、コミック、文芸、話題書などのコーナーで、ぜひ多面展開してください!

出版情報

発行形態:文庫・新書
ISBN:9784265065714
本体価格:¥680 (JPY)
ジャンル:文芸小説 , 児童書/絵本
刊行日:2019/10/15
「すぐ読み」作品(※承認待ちなしですぐ読めます)

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