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フィレンツェ、パリ、ベルリン、瀬戸内 ―― 一枚の絵に導かれ、時を超え、海を越えて物語は疾走する。
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ボッティチェッリの裏庭
梶村啓二/筑摩書房
内容紹介
16世紀フィレンツェから21世紀ベルリンへ──。壮大な構想のもと、スリリングに展開されるアートミステリーを刊行します。中心になるのは、ルネサンスの巨匠ボッティチェッリの未発見の真筆。その生涯に謎が多い作家ボッティチェッリの創作の秘密と、一枚の絵画に人生を翻弄される人々のドラマが併走し、精緻かつ端正な文章で、現代における「本物」の意味を問う意欲作です。
【あらすじ】
「折り入って相談したいことがある。できるだけ早く会いたい」
親友フランツがスイスで謎の死を遂げて三カ月、未亡人となったカオルからのメールには言いよどむ気配があった。駆けつけるとそこには幼い娘が一人きり。いぶかるタカオの携帯に見知らぬ男からの電話が入る。「奥さんの身柄は、フランツさんが所有していた絵と交換しましょう」その絵とは、ルネサンスの巨匠が遺した未発見の真筆。やむなくタカオは少女を連れて、まだ見ぬ名画の捜索に乗り出した――
出版社からの備考・コメント
今回アップしたデータは、校了前のものです。刊行時には内容が異なる場合があります。ご了承ください。
出版情報
発行形態:ハードカバー
ISBN:9784480804884
税抜価格:¥1,800 (JPY)
ジャンル:文芸小説 , ミステリー/サスペンス
刊行日:2019/08/29
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