『ボッティチェッリの裏庭』梶村啓二/筑摩書房/8月29日刊行予定 ~ 発売前作品のゲラが読める NetGalley 新着作品紹介

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 フィレンツェ、パリ、ベルリン、瀬戸内 ―― 一枚の絵に導かれ、時を超え、海を越えて物語は疾走する。

 発売前の本のゲラを読み、レビューを投稿して本のプロモーションを応援できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品紹介です。

 書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。

ボッティチェッリの裏庭

梶村啓二/筑摩書房

内容紹介

ボッティチェッリの裏庭 スリリングなアートミステリーの超新星出現!

 16世紀フィレンツェから21世紀ベルリンへ──。壮大な構想のもと、スリリングに展開されるアートミステリーを刊行します。中心になるのは、ルネサンスの巨匠ボッティチェッリの未発見の真筆。その生涯に謎が多い作家ボッティチェッリの創作の秘密と、一枚の絵画に人生を翻弄される人々のドラマが併走し、精緻かつ端正な文章で、現代における「本物」の意味を問う意欲作です。

【あらすじ】

「折り入って相談したいことがある。できるだけ早く会いたい」

 親友フランツがスイスで謎の死を遂げて三カ月、未亡人となったカオルからのメールには言いよどむ気配があった。駆けつけるとそこには幼い娘が一人きり。いぶかるタカオの携帯に見知らぬ男からの電話が入る。「奥さんの身柄は、フランツさんが所有していた絵と交換しましょう」その絵とは、ルネサンスの巨匠が遺した未発見の真筆。やむなくタカオは少女を連れて、まだ見ぬ名画の捜索に乗り出した――

出版社からの備考・コメント

 今回アップしたデータは、校了前のものです。刊行時には内容が異なる場合があります。ご了承ください。

出版情報

発行形態:ハードカバー
ISBN:9784480804884
税抜価格:¥1,800 (JPY)
ジャンル:文芸小説 , ミステリー/サスペンス
刊行日:2019/08/29

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