米OverDriveが方針転換、図書館向け電子書籍配信プラットフォームで“DRMフリー”を推進へ

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【編集部記事】米電子書籍制作大手のOverDrive社(本社:米国オハイオ州)は現地時間6月15日、同社が図書館業務向けに提供している電子書籍配信プラットフォームにおいて、今後“DRMフリー電子書籍”を推進していくことを発表した。

 発表によると、米国の図書館利用者の間では電子書籍への需要が急増中で、同社プラットフォームもそれらに対応するため、大幅な刷新・改良を行なうとのこと。まずは中期目標として、複数フォーマットによる混乱の解消、Kindleとの連携などが予定されており、さらに“DRMフリー電子書籍”も推進していくことに決定したとのこと。

 OverDrive社は図書館業界向けの電子書籍プラットフォーム大手で、どちらかといえばDRM肯定派として有名だったが、今後はそれが一転し、DRMフリーでのサービス提供へ移行していく模様だ。【hon.jp】

問合せ先:米OverDriveのプレスリリース( http://www.overdrive.com/News/getArticle.aspx?newsArticleID=20110615

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