米Barnes & Nobleに米投資会社が買収提案、電子書籍・端末事業に関心

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【編集部記事】デジタル業界専門の投資会社のLibery Media社(本社:米国コロラド州
)は現地時間5月19日、米書店チェーン最大手で「Nook」電子書籍端末の販売元であるBarnes & Noble社(本社:米国ニューヨーク州)に買収提案を行ったと発表した。Barnes & Noble社側も、提案があったことを同日発表している。

 Libery Media社のリリースによると、同社はBarnes & Noble社が書籍販売で首位にある実績と、デジタル事業への移行を積極的に推進している点を評価し、買収を提案したとしている。Libery Media社がBarnes & Noble社の株式を70%保有する方式を希望しており、買収価格は5億ドル(約408億円)規模と推計しているとのこと。

 今年2月に発表されたBarnes & Noble社の2011会計年度第3四半期の業績は、ネット事業関連は急増したものの、連結収益は前年比25%減。実店舗の業績は不振が続き、昨年8月、自社を売却する意向があることを公告していた。【hon.jp】n

問合せ先:Libery Media社のプレスリリース( http://ir.libertymedia.com/phoenix.zhtml?c=61138&p=irol-newsArticle&ID=1565958

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