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【編集部記事】米書店チェーン最大手のBarnes & Noble社(本社:米国ニューヨーク州)は現地時間6月21日、2010会計年度の業績を発表した。電子書籍・端末などデジタル関連部門は好調だったが、全体では7,400万ドル(60億円)の損失となった。
総売上高は前年同期比20%増の70億ドル(5,600億円)。BN.comの売上高はNOOK eReaderおよび電子書籍等の売り上げ好調を受け、 前年同期比50%増の8億5800万ドル(690億円)となった。実店舗の年間総売上高は44億ドル(3,530億円)。なお、BN.comに限っていえば、直近の第4四半期(2011年2月〜4月)の電子書籍の販売点数が紙書籍のそれの約3倍を記録したとのこと。
デジタル業界専門の投資会社のLibery Media社(本社:米国コロラド州)からの買収提案については、目下検討中としており、2012年度の業績予想は行わないとのこと。【hon.jp】
問合せ先:米Macworld.comの報道( http://www.macworld.com/article/160658/2011/06/barnes_and_noble_ebooks_outsell_physical_books.html )