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【編集部記事】先月、米国ネットユーザーの間で「Kindle電子書籍で100万ドル稼ぐ個人作家」として一躍有名になったAmanda Hocking氏は今月、自身としては初めて大手出版社と出版契約を結んだ模様。さらに、この契約によりHocking氏は推定200万ドル(約1.6億円)以上の前払い印税を手中にしたことも明らかになり、再び現地の出版業界で話題となっている。
New York Times紙の報道等によると、契約相手は出版大手のMacMillan社(本社:米国ニューヨーク州)で、2012年に4作品を出版する契約を結んだとのこと。この件について、Hocking当人はブログでファン読者に「個人出版は今後もやめない」「出版契約のリスクはいろいろ知っている」とし、あくまでもさまざまな読者ニーズに応えるための活動の一環であると説明している。
Hocking氏はミネソタ州在住の26歳女性で、昨年4月からAmazonの小規模出版社・個人向け電子出版サービス「Amazon DTP」を介してKindle上で小説を次々と販売開始し、早々に年収100万ドル(約8,000万円)を突破。商業出版社から紙書籍を出版した経験が一度もない“真のデジタル・ネイテイブ作家”として一躍有名になった。【hon.jp】n
問合せ先:Amanda Hocking氏のブログ( http://amandahocking.blogspot.com/2011/03/blog.html )