HarperCollins、インドでの人気に目をつけアガサ・クリスティ著作の全世界における電子化権を取得

《この記事は約 1 分で読めます(1分で600字計算)》

【編集部記事】TheBookseller.comの記事によると、大手出版社のHarperCollins社(本社:米国ニューヨーク州)は今月、推理小説家として有名な故アガサ・クリスティ氏の権利管理会社と交渉し、全世界における英文原作版の出版契約および電子化権を取得した模様。

 この契約では、HarperCollins側は今後10年間、アガサ・クリスティ作品の英語版の出版を全世界で独占できるとしている。記事中でHarperCollins Worldwide社CEOは「過去10年だけで売上が2倍になっている」「インドでの英文書籍では人気著者のトップ10に入っている」と契約の狙いについてコメントしている。

 なお、この契約によって日本国内で販売中の日本語翻訳版やその電子書籍版へどのような影響があるのかは不明。【hon.jp】n

問合せ先:The Booksellerの記事( http://www.thebookseller.com/news/128391-harpercollins-secures-world-agatha-christie-rights.html

広告

著者について

About hon.jp Staff 7938 Articles
株式会社hon.jp(2018年3月31日で解散)スタッフによる記事のアーカイブです。ニュースメディア「hon.jp DayWatch」はNPO法人HON.jpが事業継承し、2018年10月1日より「HON.jp News Blog」へ名称変更、リニューアルして運営しています。リンク先が消えている場合は、Wayback Machineなどを利用すると、当時の記事が掘り出せるかもしれません。
タグ: