《この記事は約 2 分で読めます(1分で600字計算)》
【編集部記事】英The Booksellerサイトで、英国で電子書籍・電子出版について研究しているSimon Rowberry氏の寄稿記事を公開している。
同記事は英国内の電子書籍市場の現況について論じたものだが、KindleやEPUBなど現行の電子書籍ファイルフォーマットの技術的限界についても言及。とくに興味深いのが、今年からWorld Wide Web Consortium(本部:米国マサチューセッツ州、以後:W3C)が規格策定を管轄することになったEPUB形式フォーマットの今後についての部分。
W3C内では2年前からすでに、電子出版全般に関わる討議を行なっているDigital Publishing Interest Groupにおいて、Webブラウザ上でオンライン/オフライン両方で読める書籍・文書フォーマット「Portable Web Publication for the Open Web Platform(以後:PWP)」のWorking Draftを公開しており、Rowberry氏は将来、EPUBとこのPWPが融合されるシナリオも否定できないとしている。【hon.jp】
問合せ先:英The Booksellerの記事( http://www.thebookseller.com/futurebook/ebook-dead-format-595431 )