日刊出版ニュースまとめ 2023.08.06

書店がない無書店自治体において「まちの本屋」の復活を後押しするNPO法人「ブックストア・ソリューション・ジャパン」（BSJ）が発足した。元書店員らが店づくりなどを助言する。人口減が進む地域で、人が集う書店をまちづくりの拠点として育てる。BSJは2月に認証を得て本格的に活動を始めた。安藤哲也代表理事は、独自の選書をする個性派書店の先駆け、東京・千駄木の「往来堂書店」の初代店長。男性の育児参加を進

キテる！ と話題のMicrosoft。最新トレンドとともに、BingのSEO施策、Microsoft 広告、Clarityの活用法を紹介する。

「インターネット上の著作権侵害（海賊版）対策ハンドブック ー総論編ー」の令和4年度版が、文化庁の海賊版対策情報ポータルサイトで公開された。前回の令和2年度版から内容がアップデートされ、海賊版を定義する項目ではマンガなどの...

　文芸春秋は4日、同社が発行する月刊文芸誌「文学界」の電子版を、7日発売の9月号から新たに配信すると発表した。電子版は17日に配信が始まる。同誌5月号には作家、市川沙央さんの小説「ハンチバック」が掲載…

本の貸し出しが中心だった公立図書館の役割が変貌している。少子化と人口流出が進む地方で、地域活性化を担う施設と位置づけられ、施設数は全国で増加傾向だ。高知市中心部の図書館は年100万人超が訪れるテーマパーク級の集客力を誇り、高知県は人口あたりの貸出冊数を10年間で84%伸ばした。地域外からも人を呼び込もうと各地でアイデアを競っている。文部科学省の社会教育調査によると、全国の公立図書館（一般社団法

少子化と人口流出が進む北海道内では、地域活性化を担う拠点として図書館の利用を促す取り組みが相次いでいる。道内では書店が1つもない市町村が全自治体の約4割を占め、図書館での人口あたりの貸出冊数も全国平均より約3割少ない。全体として道民の本離れの傾向もうかがえるが、各地域の公立図書館や小中学校は幼少期から本に親しめる環境整備に注力する。文部科学省がほぼ3年に1度公表する「社会教育調査」（2023年

図書館の1人あたり貸出冊数が増加した全国7県の中に岩手、秋田、宮城の東北3県がランクインした（2010年度と20年度を比較）。他の東北3県も減少してはいるが全国順位は低くない。本を借り静かに勉強する場から、人が集い楽しむ場へ。岩手県の紫波町図書館に端を発した「図書館らしくない図書館」が広がりを見せているようだ。「ここでは本を借りなくてもいいんです」。発言の主は紫波町図書館長の藤尾智子さんだ。同

北信越の公立図書館でも利用者数を増やそうと工夫をこらしている。電子書籍やアプリといったデジタル技術を活用して利便性を高めている。近年開館した図書館では、独自のコンセプトでの図書の配置や特徴的な建築で注目を集めている。長野県の住民1人当たりの貸出冊数は、2020年度のデータで4.9冊と北信越では福井県に続く2位、全国でも10位だ。77市町村に70の公共図書館があり、22年には全市町村で電子書籍を

関東・山梨の図書館で、地域の人たちの交流を促す取り組みが広がっている。群馬県太田市や埼玉県三郷市は街の随所に「ミニ図書館」を設置。図書館の枠にとどまらず本を通してにぎわいの創出を目指す。各都県の2020年度の1人当たりの貸出冊数が10年度比で1〜3割以上落ち込むなかで、人が集まる交流拠点としての役割が高まっている。自動車メーカーのSUBARU（スバル）の工場がある企業城下町の群馬県太田市。車社

東海4県でも公立図書館が本の貸し出しにとどまらず、集客やにぎわいづくりに一役買っている。名古屋市の鶴舞中央図書館は学習席をネットで事前予約可能にし、利便性を高める。岐阜市ではくつろげるスペースを多く設けた滞在型の図書館が人気を集める。浜松市は日本政策金融公庫と組み、起業の拠点としても図書館を活用している。名古屋に市立図書館が誕生してから10月1日で100周年を迎える。大正天皇の即位を祝う行事の

関西でも公立図書館をまちづくりの拠点にする動きが広がっている。和歌山市駅に直結した「和歌山市民図書館」では、ヨガ教室や地元音楽家の演奏会、子供と過ごせる空間などで周辺地域の活性化につなげている。本の貸し出しといった従来の図書館の枠を超えた工夫を凝らす施設も増えており、域外から人を呼び込める公共施設として注目されている。2020年6月にリニューアルした和歌山市民図書館の屋上テラスは月に1度、20

中国・四国地方でも公立図書館によるサービス向上の取り組みは活発だ。高知県では地域の課題解決に力を入れ、鳥取県ではビジネス支援サービスが起業の成功事例を生み出している。より実践的な「知の拠点」として図書館が地域活性化の一翼を担おうとしている。文部科学省の社会教育調査などによると、2020年度に公立図書館（一般社団法人などの運営を含む）の1人当たりの貸出数が中四国で最も多かったのは高知県だ。10年

九州・沖縄の公立図書館（一般社団法人などの運営を含む）で、1人あたり貸出冊数が10年間で3.3%増と最も伸びが大きかったのは長崎県だった。離島に今春オープンした五島市立図書館では、住民ボランティアが「おはなし会」を開くなどして3カ月間で1万人以上が利用。長崎市立図書館でも館内の多目的ホールなどを利用しに市民らが多く訪れ、貸出冊数の伸びとともに地域の活性化につながっている。離島の五島列島に202

　電子書籍を読むにあたって、ページめくり用の物理ボタンがデバイスに搭載されていると、ワンランク上の、快適な読書を実現できる。

SNSを中心に、AI技術と創作の交点に発生する技術的な課題、倫理的あるいは法的な問題など、多角的な観点からクリエイター達の意見がぶつかり合っており、まさに混沌とした状況が広がっている。そのような状況下で、常に最新技術を自身の創作活動に取り入れ、独自のアー...

米プライベートエクイティ（ＰＥ）大手ＫＫＲは、パラマウント・グローバルから出版大手サイモン・アンド・シュスターを１６億５０００万ドルで買収するため協議している。関係筋が明らかにした。

The private investment firm KKR, HarperCollins, and Richard Hurowitz of the investment firm Octavian & Company are all said to still be in contention to acquire the country's third largest trade publisher.

As a one-off acquisition, the Simon & Schuster deal is not deeply worrying, but the broader trend towards hedge-fund ownership of publishing assets is. The bottom line is, these are not publishing people, and have no long-term commitment to the industry. Per a report in the Wall Street Journal, private-equity firm KKR is “in advanced talks

デジタルアーカイブフェス

地域が舞台の小説創作イベント第4回！　阿賀北ノベルジャム2023　プロローグイベント阿賀野川北部をテーマに著者・編集者・デザイナーがジャムセッション（即興演奏）のように小説作... powered by Peatix : More than a ticket.

平成12年（2000年）に国立国会図書館の支部図書館として設立された、わが国初の国立の児童書専門図書館です。