Universal Library Projectでオンライン図書館の蔵書が100万冊を突破

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【編集部記事】 すべての出版物のデジタル化、地理的・社会経済的な境界に縛られない情報参照の実現、技術的な発展基盤の提供、出版物の時流を超えた保存を最終目標とする、国境を越えた取り組み、Universal Library Projectのオンライン図書館で、蔵書100万冊超がデジタル化された形で無償提供されている。

 カーネギーメロン大学の研究者たちのアイデアから生まれたUniversal Library Projectは、最近ではエジプトのアレキサンドリア図書館とも提携関係を結んでおり、研究者たちは楽曲、アートワーク、講演、新聞のようなコンテンツまでもライブラリに含めようと考えているそうだ。
 「人類のあらゆる刊行物をそろえた全世界共通のライブラリを作り、そのコンテンツ全体を収録したサイトを世界中のあちこちで立ち上げることで、人類は膨大な量の作品や知識の喪失を防ぐことができる」というのがこのプロジェクトの構想。

 現在、英語以外でも、20以上の各種言語にわたる150万冊の書籍が1つのWebポータルから参照できる。この中には、世界中の私有および公的なコレクションの希少書や絶版書も含まれるという。【hon.jp】

〈関連サイト:The Universal Digital Library〉http://www.ulib.org/

問合せ先:The Universal Digital Library

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