Google AIによる概要に画像生成機能追加へなど 日刊出版ニュースまとめ 2026.07.16

【写真】BUNKITSU TOKYO+猫
Photo by Ryou Takano(+Adobe Firefly 生成塗りつぶし“歩いている茶黒さび猫”)
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 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版関連ニュースをデイリーでまとめて配信。ボットではありません。AIも使っていません。中の人がすべて自分の目で読んで、手作業でまとめています。2026年度のピックアップログ全件はこちら

【目次】

お知らせ

今年もやります! 即興で小説を書いて本にして販売するまで3日間でやりきる出版創作イベント「NovelJam 2026」クラウドファンディング実施中!

政治

暗号資産規制を金商法へ移管、改正法案が参院本会議で可決・成立〈あたらしい経済(2026年7月15日)〉

「授業中に漫画や動画見続ける生徒」「手書き減少」…デジタル教科書に負の側面「立ち止まる勇気も必要」〈読売新聞(2026年7月15日)〉

ひとことコメント

そもそも読売新聞は徹頭徹尾「負の側面」しか語ってませんよね。デジタルのメリットについて言及している記事を見たことがない。(鷹野)

トラック運賃に適正コスト転嫁、年内に算出法 原価割れは免許更新NG〈日本経済新聞(2026年7月14日)〉

社会

Update: Elsevier is Suing Meta For Whom? (And will we ever really know?): Some thoughts on copyright class actions claiming to represent authors(最新情報:エルゼビアはメタを誰のために訴えているのか? (そして、私たちは本当にそれを知ることができるのだろうか?) :著者を代表すると主張する著作権集団訴訟についての考察)〈Authors Alliance(2026年7月15日)〉

ひとことコメント

類似訴訟があるため、エルゼビアとメタの訴訟も集団訴訟へ移行(統合)する見通しなのですが、その場合に予想される問題点がいくつか指摘されています。たとえばBartz対Anthropic訴訟の和解金は、申し立てのあった作品数を44万点、1件の処理に30分かかるとすると、22万時間、約1世紀のフルタイム労働に相当するそうです。読んでいて思わず「うわ!」と声が出てしまいました。確かに、その事務処理を行う人件費だけで大変なことになりそう。そういう想像が働かなかったなあ。(鷹野)

第175回芥川賞・直木賞が決定 小砂川チトさん、朝倉かすみさん〈朝日新聞(2026年7月15日)〉

AIに文章を書かせて気づいた「チェック」の正体 AI時代のライティングを考える2【連載・欲深くてすみません。/第42回】〈CORECOLOR(2026年7月15日)〉

[FT]「モノ」のメディアは死なず 配信の時代、文化守るのは誰?〈日本経済新聞(2026年7月15日)〉

人生にはフィクションが必要 芥川賞作家と出版社代表が語る文学の力〈朝日新聞(2026年7月14日)〉

東洋館出版社、書籍紹介文の無断転載を確認 法的措置へ 削除後も「権利侵害の責任は消滅しない」〈スポニチ Sponichi Annex 芸能(2026年7月14日)〉

「良かったな転売ヤー、一円だってよ」、ジャンプ付録「ルフィ」でTSUTAYAに大喝采 本部取材で分かった査定の真相〈AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議(2026年7月14日)〉

経済

Scrolling stories: Ebook use in Canada 2025(スクロールストーリー:カナダにおける電子書籍の利用状況2025年)〈BookNet Canada(2026年7月14日)〉

ひとことコメント

2025年にカナダ人が購入した書籍の約14%が電子書籍で、利用率は71%だったとのこと。購入頻度が低いのかしら?(鷹野)

メディアドゥ純利益84%減 3〜5月期、米出版社の買収費用かさむ〈日本経済新聞(2026年7月14日)〉

めちゃコミック、26年3月期は約341.3億円の最終赤字〈RTB SQUARE(2026年7月14日)〉

技術

Google画像検索、ホーム画面を大胆リニューアル。大量の写真で埋め尽くされたデザインに批判の声も【やじうまWatch】〈INTERNET Watch(2026年7月15日)〉

ひとことコメント

デザインはともかく「検索画面で直接、新しい画像を作成できる機能」はちょっと物議を醸しそう。デモを見る限り、X(旧Twitter)やMetaみたいな、他人の画像を勝手に加工できるようにする機能ではなさそうですが。(鷹野)

イベント

文部科学省「デジタルな形態を含む教科書の発行・採択等の指針に関する検討会議(第3回)」〈傍聴はオンライン/7月16日〉

文化庁「次世代のマンガ海外発信のためのプラットフォーム構築に向けたコンソーシアム第2回会議」〈非公開(会議終了後、記者ブリーフィングを実施予定)/7月16日〉

総務省「デジタル空間における情報流通の諸課題への対処に関する検討会 デジタル広告ワーキンググループ(第17回)」〈オンライン/7月17日〉

日本電子出版協会「クリエイターとともに」講師:佐渡島庸平氏〈オンライン/7月21日〉

デジタルアーカイブ学会・早稲田大学共催シンポジウム「デジタルアーカイブ推進基本法の実現に向けて」登壇予定:赤松健氏、秋野有紀氏、浮島智子氏、黒橋禎夫氏、森永邦彦氏、渡邉英徳氏、福井健策氏〈東京都新宿区(早稲田大学)/7月26日〉

電子出版制作・流通協議会「2025年電流協電子図書館セミナー」登壇者:植村八潮氏、野口武悟氏、ほか〈東京都中央区(日本図書館協会)/7月27日〉

本の学校「セミナー 書店・出版を科学する ~『マーケティングの4P』で出版業界の諸問題を考える~ 」登壇者:田中裕士氏、草彅主税氏〈東京都千代田区(貸教室・貸会議室 内海)+オンライン/7月28日〉

文化通信社 第6回 活字文化フォーラム「出版流通の転換点―書店の持続可能性を考える」〈東京都台東区(東天紅上野本店)/9月4日〉

お知らせ

NovelRecitalブース出店申込募集開始!

9月19日(土)に世田谷文学館で開催される朗読フェスティバル「NovelRecital」のブース出店申込を開始しました。詳細は下記リンク先をご確認ください。早い者勝ちです。「朗読なし」枠もあります。

新刊『出版とフリー 〈無料〉との競争の果てに起きたこと』について

クリス・アンダーソンの名著『フリー〈無料〉からお金を生みだす新戦略』(2009年・NHK出版)を再読し、日本の出版状況に合わせて考察した10年前の連載コラムが本になりました。最終章は書きおろしの「生成AIとフリー」です。

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