米学術系出版社ワイリーのAI事業売上急成長など 日刊出版ニュースまとめ 2026.04.25

【写真】オリオン書房 ノルテ店+猫
Photo by Ryou Takano(+Adobe Firefly 生成塗りつぶし“寝転んでいる白黒猫”)
noteで書く

《この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です(1分600字計算)》

 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版関連ニュースをデイリーでまとめて配信。ボットではありません。AIも使っていません。中の人がすべて自分の目で読んで、手作業でまとめています。2026年度のピックアップログ全件はこちら

【目次】

お知らせ

2026年5月4日(月)開催の文学フリマ東京42に「HON.jp Books」として出店します。ブース位置は南3-4ホール こ-47〜48です。出版創作イベント「NovelJam」の合本などを販売します。新刊『出版とフリー』は、最新状況加筆前の全文EPUBファイルを文学フリマ東京42前日までの期間限定で無料公開いたします。

文学フリマ東京42配置図
文学フリマ東京42 配置図

政治

【社説】AIと声・容姿の無断利用、責任は? 権利守る幅広い議論を〈朝日新聞(2026年4月23日)〉

肖像、声等の無断利用による民事責任の在り方に関する検討会第1回(令和8年4月24日)〈法務省(2026年4月24日)〉

AI for Science推進委員会(第4回)配付資料〈文部科学省(2026年4月23日)〉

社会

出版業界事情:デジタル教科書は書店への打撃になるか 永江朗〈週刊エコノミスト Online(2026年4月24日)〉

「物語の自動販売機」が青学大キャンパスに…「本読まない人6割超」に衝撃、出版取次社員がメーカーと開発〈読売新聞(2026年4月23日)〉

ひとことコメント

この「本読まない人6割超」って、マンガ・雑誌を除く数字なんですよね。マンガ・雑誌を含めると8割近い人が読んでいるという事実のほうをもっと世に広めていったほうがいいと思う。(鷹野)

「アクセシブルなEPUB制作のためのガイドブック」を公開しました〈経済産業省(2026年4月23日)〉

ひとことコメント

やっと出た! 目を通してちょっといろいろ言いたいことがあるけど、長くなりそうなので日刊では控えておきます。(鷹野)

国立国会図書館の個人送信サービス、多くの資料が館内限定に変更〈X(2026年4月23日)〉

ひとことコメント

昨日もちょっと触れましたが、私の想像以上に影響範囲が大きかったようです。なんか陰謀論じみた声まで散見されますが、「なぜ館内限定に変えたのか?」という理由が公表されていないのが要因ではないかと。古書価格の高騰に触れている人がいますが、そこまで辿り着いたら「復刊」って類推できると思うのですよね。要は、出版社が「古書が高騰してるならニーズがある」と見て、PODや電子で復刊しようとするわけです。新刊がお値打ちに出ていれば、そのほうがいいですから。それで「事後除外手続」の申請をする。現時点ではまだ買えないけど3カ月以内に出る予定、という場合でも除外されます。そういう理由が記載されていれば、納得する人も多いのでは(鷹野)

“しゃべれる図書館”「武蔵野プレイス」が変えた公共施設の常識。青少年の居場所から大人の部活まで、多世代が愛する武蔵境の“居場所”160万人が虜に〈スーモジャーナル(2026年4月14日)〉

経済

【デジタルトレンド】82 米出版社WileyのAI事業売上が急増 AI利用からの一過性でない売上確保に成功〈The Bunka News デジタル(2026年4月24日)〉

ひとことコメント

Wileyの26年度AI関連売上高 は、第3四半期累計で4200万ドル(約67億円)に達した。25年度の4000万ドル(約64億円)を上回り、通年で4500万ドル~5000万ドルに達する見込み。

第3四半期だけで2025年度を上回ったのですか。急成長ですね。すごいな。Anthropicの提唱したオープン規格MCP(Model Context Protocol)の採用が大きな要因のひとつとのことです。学術系出版社に福音?(鷹野)

リアル書店の話題〈出版科学研究所オンライン(2026年4月24日)〉

書籍を基にAIが質問に回答 ドコモ出身新興キュレカ、業務改善に活用〈日本経済新聞(2026年4月24日)〉

ひとことコメント

おー、許諾を得た書籍だけ対象にするのですか。これはこれで面白いなあ。(鷹野)

2026年3月期 紙書籍雑誌推定販売金額は前年同月比7.4%減 ~ 出版指標マンスリーレポートより〈HON.jp News Blog(2026年4月24日)〉

技術

「アカデミアで国産LLMをやる意味」に対する答え NII所長に聞く、透明性へのこだわり〈ITmedia AI+(2026年4月24日)〉

イベント

内閣府知的財産戦略推進事務局「第2回コンテンツ戦略ワーキンググループ 知的財産推進計画2026の素案について」〈オンライン/4月30日〉

日本電子出版協会「AIの次に来るもの」講師:服部 桂 氏〈オンライン/5月8日〉

日本電子出版協会「生成AIと出版、過去4年の衝撃と次の10年」講師:橋本大也氏〈オンライン/5月18日〉

本電子出版協会「国立国会図書館ビジョン2026-2030―共につくる知の循環」講師:館長 倉田敬子氏〈オンライン/5月27日〉

お知らせ

非営利かつ無料メディアの継続と発展のための約束について

記事の閲覧中にメルマガ登録や寄付を促すメッセージを表示するようにした理由について説明しています。

ポッドキャストについて

「HON.jp Podcasting」をSpotify、Apple、YouTube、Amazonなどで配信中(現在手が回らないため少し休止中です)。出版関連ニュースをぐぐっと深掘りしています。番組の詳細やおたより投稿はこちらから。

HON.jp Readersについて

HONꓸjp News Blog をもっと楽しく便利に活用するためのユーザー制度「Readers」に登録すると、HONꓸjp News Blogの限定公開記事が読めたり、記事にコメントできるようになったり、更新通知が届いたり、広告が非表示になったりします。詳しくは、こちらの案内ページをご確認ください。

SNS公式アカウントについて

HON.jp News Blogでは以下のSNSにて公式アカウントを運用し、広い意味での出版関連ニュースをメディアを問わずキュレーションしています。ボットではありません。中の人が自分で選んだ記事を手作業で投稿しています。

Bluesky
Facebook
Mastodon
Threads
𝕏(旧Twitter)

noteで書く

広告

著者について

About HON.jp News Blog編集部 2406 Articles
HON.jp News Blogは、これからも本(HON)を作ろうとしている人々に、国内外の事例を紹介し、デジタルパブリッシングを含めた技術を提供し、意見を交換し、仮説を立て、新たな出版へ踏み出す力を与えるメディアです。運営は、NPO法人HON.jp メディア部会が行っています。

0 コメント
高評価順
最新順 古い順
インラインフィードバック
すべてのコメントを見る