新聞協会、GoogleのAI検索は優越的地位の濫用と主張など 日刊出版ニュースまとめ 2026.04.21

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 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版関連ニュースをデイリーでまとめて配信。ボットではありません。AIも使っていません。中の人がすべて自分の目で読んで、手作業でまとめています。2026年度のピックアップログ全件はこちら

【目次】

お知らせ

2026年5月4日(月)開催の文学フリマ東京42に「HON.jp Books」として出店します。ブース位置は南3-4ホール こ-47〜48です。出版創作イベント「NovelJam」の合本などを販売します。新刊『出版とフリー』は、最新状況加筆前の全文EPUBファイルを文学フリマ東京42前日までの期間限定で無料公開いたします。

文学フリマ東京42配置図
文学フリマ東京42 配置図

総合

「映画を文字で無断転載は許されなかった」「Authors Guild、出版社の生成AI利用抑止条項追加提案」など、週刊出版ニュースまとめ&コラム #711(2026年4月12日~18日)〈HON.jp News Blog(2026年4月20日)〉

読者に単なるリンク集を送ってはいないか? Publidia #254〈Publidia(2026年4月20日)〉

広告取引の主役はAIエージェントへ 業界連合が共通規格を整備【Media Innovation Weekly】4/20号〈Media Innovation(2026年4月20日)〉

【北米エンタメニュースまとめ】「サウジアラビアのマクドナルド、「呪術廻戦」とコラボ」「オトナが知らないYouTube発IPが最終回」「『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』米映画館で上映へ」〈libro(2026年4月19日)〉

【マンガ業界Newsまとめ】米国Renta!が「Manga Planet」ユーザー引継開始 、x翻訳による内外海賊版論争 など|4/19-244〈菊池健(2026年4月19日)〉

ひとことコメント

あー! Manga Planet → 英語版Renta! の動き、見落としてた(鷹野)

政治

グーグルのAI検索は「優越的地位の濫用」 新聞協会が名指しで声明〈朝日新聞(2026年4月20日)〉

AI検索サービスに関する声明〈日本新聞協会(2026年4月20日)〉

ひとことコメント

主張、まだしっかり読めてないのでのちほど。「著作権侵害だと思うならさっさと訴えなさい」という私の意見は変わってませんが、今回は優越的地位の濫用なの?(鷹野)

社会

アップルとグーグルが自ら規約違反?「裸にするアプリ」を推奨か〈CNET Japan(2026年4月20日)〉

Children ‘trying to zoom in on pages’ as survey finds third of new pupils unable to use books(調査によると、新入生の3分の1が教科書を使えず、子どもたちは「ページを拡大して読もうとしている」)〈The Bookseller(2026年4月20日)〉

Fantasy becomes reality for next-gen speculative fiction authors riding self-publishing boom(次世代のSF作家にとって、ファンタジーが現実となる。セルフパブリッシングブームに乗って)〈ABC News(2026年4月19日)〉

地方出版社を支えた『図書新聞』の“終刊” 磁場を失った出版の行く末【続・東海エリア探訪記】〈フカボリトウカイ | 東海エリアの深掘りメディア(2026年4月19日)〉

教科書は「紙中心で」58%、 「デジタル中心」は31%…読売世論調査〈読売新聞(2026年4月19日)〉

(読者と記者のbe会議)街の書店、残ってほしいですか?〈朝日新聞(2026年4月19日)〉

思い切った慶應義塾 全教職員にNotion導入で168年分の知的資産をAIに食わせるプロジェクトが始動〈ASCII.jp(2026年4月19日)〉

ひとことコメント

「AIに食わせる」ってなんぞ? と思い慶應のプレスリリース(PDF)を確認したら「学習」とはひとことも書いてない。ライターが勝手に「AIに学習させる」と解釈しちゃってますね。プレスリリースには「AIが参照できる『信頼できるコンテキスト』を供給し続けることが重要」とあるから、RAGでしょ。参照させるだけなら「AIに眺めさせる」くらいの表現がふさわしい。学習と参照の混同は困るんですよね……用途が違うから、契約でも別々に考えなきゃいけないですが、なんかこのままだと混同したままあれこれ進みそうで怖い。とても危惧してます。(鷹野)

“420ページの鈍器本”なのに『365人の仕事の教科書』はなぜメガヒットしたのか…? 商品ヒットの法則を「担当編集者」が明かす!(小森 俊司)〈現代ビジネス | 講談社(2026年4月18日)〉

「ライターが食えなくなる」議論に抜け落ちている視点…出版市場が生まれた「歴史的経緯」(真鍋 厚)〈現代ビジネス | 講談社(2026年4月18日)〉

名文家でも生活に困窮した石川啄木、樋口一葉…「職業作家の先駆け」になった男の名前(真鍋 厚)〈現代ビジネス | 講談社(2026年4月18日)〉

書くのは私~生成AIと小説について〈菅 浩江(2026年4月17日)〉

経済

「AI全振り」の先にある本当の論点〈nippon.com(2026年4月20日)〉

マンガサイト「花とゆめ+」が本日オープン!「花とゆめ」雑誌最新話やオリジナル作品を掲載。SaaS「コミチ+」を導入〈MANGA Watch(2026年4月20日)〉

ひとことコメント

またコミチ+、すごいなあ。(鷹野)

【メディア史ウォッチ!~昔マスコミ、今メディア】㉔「イノベーションのジレンマ」から見るZINEの現在地〈The Bunka News デジタル(2026年4月20日)〉

中央公論新社、無料の会員制読者サービス「中公読書倶楽部 本の森」スタート〈新文化オンライン(2026年4月20日)〉

「春の神保町ブックフェスティバル」初開催で盛況〈The Bunka News デジタル(2026年4月20日)〉

現地出版・メディア関係者が考える「インドでヒットする日本のマンガ」とは〈クーリエ・ジャポン(2026年4月18日)〉

技術

ChatGPTの画像生成AIが「Nano Banana」超え? 漫画や動画風カットが実用レベルに〈ASCII.jp(2026年4月20日)〉

ひとことコメント

またすぐNano Bananaが突き放すとみた。(鷹野)

【BOOK☆WALKERアプリ】電子書籍ビューアが大幅リニューアル!新機能「フォント選択」「横書き変更」を公開~直感的な操作で”自分好み”のカスタマイズが可能に~〈KADOKAWAグループ ポータルサイト(2026年4月20日)〉

ひとことコメント

フォントの大きさを画面上で確認しながら変更できるようになりました。これうれしいなあ。実はうちの学生のレポートでも、何度か指摘されてたんですよね。実際の見た目がわからないから調整しづらいって。(鷹野)

関係性開示:ドワンゴ(旧ブックウォーカー)には、HON.jpの法人会員として事業活動を賛助いただいています。しかし、本欄のコメント記述は筆者の自由意志であり、対価を伴ったものではありません。忖度もしていません。

イベント

日本電子出版協会「文字は情報の器ーードラえもん担当編集者の波乱万丈戦記」講師:小林龍生氏〈オンライン/4月20日〉

日本電子出版協会「AIの次に来るもの」講師:服部 桂 氏〈オンライン/5月8日〉

日本電子出版協会「生成AIと出版、過去4年の衝撃と次の10年」講師:橋本大也氏〈オンライン/5月18日〉

本電子出版協会「国立国会図書館ビジョン2026-2030―共につくる知の循環」講師:館長 倉田敬子氏〈オンライン/5月27日〉

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