米国議会図書館プログラマーのChris Adams氏、OpenCVを使ってスキャン書籍から図版だけ抽出する方法を解説

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【編集部記事】米国議会図書館で書籍スキャンシステムの開発に携わっているプログラマーのChris Adams氏が、オープンソースのグラフィック処理ライブラリ「OpenCV」を使ってスキャン書籍から図版だけ抽出する方法を解説している。

 Adams氏は、実験システムにOpenCV、Python(スクリプト言語)、numpy(Python用数値演算ライブラリ)を使用。手動でフィルタ値をスライダー調整しながらイラスト部分の質感を検知する方式のため、全自動とはいかないが、スキャン書籍や新聞などからかなり高精度に図版の抽出に成功したとのこと。

 今後これを発展し、デジタル化蔵書の検索ポータルなどの新UI開発に活用したいとのこと。【hon.jp】

問合せ先:Chris Adams氏のブログ記事( http://chris.improbable.org/2013/08/31/extracting-images-from-scanned-pages/

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