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【編集部記事】現地報道によると、先月大手出版社がApple社と交わした電子書籍のエージェンシー・モデル価格契約を違法とする判決が下った裁判について、Apple社への制裁案に関する司法省(本部:米国ワシントンD.C.)の要請について、ニューヨーク連邦地裁のDenise Cote判事はその大半に難色を示す見解を明らかにした模様。
司法省は、来年5月までの裁定を目指しているApple社への制裁案として、iTunes App Storeで公開されているサードパーティ製電子書籍アプリに外部リンクを認めるよう強く主張していた。一方、Apple社はそれに対し「政府による経営への干渉であり、あげくにはAmazon社の独占を促進する」と反対。
結果、第2回目となる今回の意見陳述ヒアリングでCote判事「iTunes App Store内のルールについては干渉しない」との姿勢を明らかにし、両者にさらなる歩み寄りを促した。【hon.jp】
問合せ先:MacRumorsの記事( http://www.macrumors.com/2013/08/27/e-books-judge-pledges-to-avoid-unnecessary-intrusion-into-apples-business/ )