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【編集部記事】先月に大手出版社がApple社と交わした電子書籍のエージェンシー・モデル価格契約を違法とする判決が下った裁判について、先に和解して離脱したはずの米出版大手5社が再び参戦することになった。
現地報道によると、司法省と各州政府側は罰金5億ドル(約500億円)を免除する代わりに、1)iTunes App Storeで書店アプリへの販売リンク規制をなくす、2)大手出版5社と5年間取引しない、という監視条件案を今週裁判官に提案。しかし、すでに和解している米出版大手5社が「それだと和解相手である我々も間接的に制裁されることになる」と反対意見書を提出した模様。
考えてみればもっともな話だが、すでに当のApple社は「政府機関によるApple社の経営介入である」と批判のコメントを発表しており、いずれにしても控訴するものと予想されている。【hon.jp】
問合せ先:MacRumorsの記事( http://www.macrumors.com/2013/08/07/publishers-who-settled-in-e-book-antitrust-case-file-objection-to-dojs-proposed-punishment-for-apple/ )