欧米小説家たちの定番ソフトScrivener開発元、作品構想を練るためのマインドマップソフト「Scapple」をベータ公開

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【編集部記事】Mac/Windows向け小説・脚本執筆ソフト「Scrivener」を販売するLiterature & Latte社(本社:英国コーンウォール州)は現地時間10月12日、作家専用のマインドマップ作成ソフト「Scapple」Mac版をベータ公開した。

 Scrivenerは、ここ数年欧米圏の電子書籍作家たちの間では定番ソフトの1つとなっているプロ向けワープロソフトで、登場キャラクター/シーン管理など、オブジェクト指向的な作業環境で、とくにプロ脚本家たちの間では定評がある。今回ベータ公開されたScappleは、そのようなScrivenerユーザーたちのフィードバックを元に新開発されたマインドマップ作成ソフトで、思いついたアイデア・テキスト・画像を画面のドラッグ&ドロップ操作でリンク接続していくことで、おおまかなストーリー構成シート(台割のようなもの)がPDF/Text形式ファイルで出力できるようになっている。

 まだベータ版のため、Mac OS X 10.6以降が必要だが、年明けにも商品化する予定。電子書籍を書きたいが、まだ頭の中でアイデアがボヤっとしている作家には、重宝されるだろう。【hon.jp】

問合せ先:Scappleベータ版の公開ページ( http://www.literatureandlatte.com/forum/viewtopic.php?f=42&t=20396&start=0 ※要:Mac OS X 10.6以上)

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