本をマイクロコンテンツ化すると…トレカになる? 米Citia社から新UIコンセプトの電子書籍ビューワー登場

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【編集部記事】米国の電子書籍アプリ開発ベンチャーのcitia社(本社:米国ニューヨーク州)は現地時間6月12日、まったく新しいユーザーインターフェイスを採用したiPad向け電子書籍アプリ「CITIA: What Technology Wants」をiTunes App Storeで発売した。

 citia社のビューワーコンセプトは、本を分解(マイクロコンテンツ化)し、それぞれをカード形式で表示させるというもの。カードは裏表がフリップできるようになっており、目次もトピック別に束状に重なった3D状のカードデッキに置き換えられている。さらに、カード単位で友だちにメールしたりSNS共有できるようになっていることで、仲間読者を増やせるようになっている。

 ポケモンカードやスーパーに置かれている無料レシピカードに似たコンセプトだが、citia社ではこれこそ本来の電子書籍の形であるとアピールしている。第1作目に選ばれた「What Technology Wants」は元Wired創業メンバーのKevin Kelly氏のIT書籍で、夏以降には他の作品も登場する模様だ。iPad専用で、日本円での価格は850円。【hon.jp】

問合せ先:citia社の電子書籍ビューワーアプリ概要( http://citia.com/

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