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電子書籍型のコンテンツ配信システムを開発・販売する米国RealRead社の日本支社(東京都渋谷区)は18日、TV通販大手のシュピターショップチャンネル社が同社のRealReadシステムを導入したことを明らかにした。
今回ReadReadシステムを導入したのはジュピター社の「SHOP CHANNEL」サイトで、従来のPDF版に加えて、放送番組表に連動した商品カタログが直接Web上でページめくり形式で閲覧できるようになった。また、RealRead側によると、従来からの顧客であったと郵政公社系のカタログ通販事業を行っている財団法人ポスタルサービスセンターも、同システムの利用を継続更改したとのこと。ポスタル側では「ふるさと便り」サイトで3年前から採用されており、主に郵便局でお馴染みの「ゆうパック産地直送ふるさと便」のカタログがRealRead形式でオンライン閲覧できる。
なお、RealReadシリーズはWebブラウザ上で直接表示する電子書籍ライクなコンテンツ配信システムで、Java対応WebブラウザであればWindows/MacなどOSを問わずにコンテンツが閲覧可能。RealRead日本法人側は、今回の同社製品が採用されたことについて、「番組表を見るまでにダウンロードをする必要がないこと、番組に変更が生じても古い情報を参照される心配がないことなど」が採用の主な理由だと分析している。
【関連サイト】
SHOP CHANNELサイトでのRealRead形式コンテンツ
(左の「月刊番組ガイドを見る」をクリック)
http://www.shopch.jp/
「ふるさと便」カタログでのRealRead導入例
http://www.postal-jp.com/psc/catalog/ws010d12.html
RealRead日本支社のサイト