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【編集部記事】海外展開を考えている電子書籍関係者にとって、翻訳コストは大きな悩みの1つだが、数年以内に自分専用の機械翻訳システムが持てる時代が到来しそうだ。
現地報道によると、EU政府が資金援助を行なっているオープンソースの機械翻訳システム開発プロジェクト「MosesCore」がついに本格スタートした模様。MosesCoreは、「Google翻訳」「Bing Translator」などと同じ統計学的機械翻訳システムを誰でも自作できるようにするためのツールキットで、昨年末からGitHub上で欧州系の研究者たちがC++等で共通SDKを開発スタート。すでにいくつかの言語のテスト翻訳システムが実演公開されている模様。
日本語関係のシステムはまだ公開されていないようだが、すでに国内のITベンチャー開発者も数名参加している模様。腕に覚えがあるプログラマーは、ぜひ参加してみるといいだろう。【hon.jp】
問合せ先:MosesCoreのサイト( http://www.statmt.org/moses/ )