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一般社団法人日本出版インフラセンター(JPO)の出版情報登録センター(JPRO)は4月6日、本のプロ向け書誌情報配信サービス「BooksPRO」の書店登録数が、3月10日のオープンから1カ月足らずで1000店舗を突破したことを発表した。
「BooksPRO」は、出版社がJPROへ登録した最大半年先までの近刊情報、既刊情報、重版情報や、メディア化情報、テレビでの紹介情報、新聞広告など、出版社からの販促情報も閲覧できる本のプロ向けサービス。
JPOが全国すべての新刊書店に付番した共有書店コードをログインIDとし、新刊を扱う書店なら誰でも利用できる。書店からのアクセスが多いのは「販促情報」で、「拡材いろいろ」にアップロードされたPOPやチラシなどが活用されているようだ。
JPROを利用している出版社は1685社で、書誌登録点数は計243万8000点、うち電子版は23万7714点(3月末時点)。電子版は昨年10月から12月まで登録無料キャンペーンを実施、昨年9月末時点から6カ月間で2万2264点増加した。また、登録されている割合は新刊委託配本比で81.1%、書籍のみでは86.2%とのこと(2月末時点)。
参考リンク
「BooksPRO」オープン時の記事(2020年3月10日)