米大手出版社サイモン&シュスターが売却へ

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 3大ネットワークTV局のCBSなどを傘下に持つメディア・コングロマリットのヴァイアコムが、出版社のサイモン&シュスターを約12億ドルで売却する意向であると、ボブ・バキッシュCEOが発表した。

 ヴァイアコムは売却理由を、ストリーミング・サービスに注力するためのキャッシュが必要だからとしている。サイモン&シュスターは「ビッグ5」のひとつで、ヘミングウェイやF・スコット・フィッツジェラルドを出版している、96年の歴史を持つ老舗出版社。2019年の年商は8億1400万ドルで、毎年2000タイトルを上梓している。

 サイモン&シュスターのキャロリン・ライディーCEOは、社員に宛てたメールで「実現したら私たちにとっては大きな冒険となるでしょうが、私たちはいつもチャレンジに打ち勝ってきた会社です」と伝えた。

参考リンク

ウォール・ストリート・ジャーナルの記事
https://www.wsj.com/articles/viacomcbs-explores-sale-of-simon-schuster-publishing-house-11583343286
ニューヨーク・ポスト紙の記事
https://www.theguardian.com/books/2020/mar/04/london-book-fair-cancelled-over-coronavirus-fears-amid-growing-anger

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About 大原ケイ 271 Articles
NPO法人HON.jp 理事。日米で育ち、バイリンガルとして日本とアメリカで本に親しんできたバックグランドから、講談社のアメリカ法人やランダムハウスと講談社の提携事業に関わる。2008年に版権業務を代行するエージェントとして独立。主に日本の著作を欧米の編集者の元に持ち込む仕事をしていたところ、グーグルのブックスキャンプロジェクトやアマゾンのキンドル発売をきっかけに、アメリカの出版業界事情を日本に向けてレポートするようになった。著作に『ルポ 電子書籍大国アメリカ』(2010年、アスキー新書)、それをアップデートしたEブックなどがある。
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