米Wolfram Researchが学術分野向けの電子ドキュメントファイル形式「CDF」を発表、業界標準を目指すと発表

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【編集部記事】数式処理ソフト「Mathematica」開発元として有名な米Wolfram Research社(本社:米国イリノイ州)は現地時間の7月21日、学術研究者向けの電子ドキュメントファイル規格「CDF(Computable Document Format)」を発表した。

 CDFは、同社のMathematicaシリーズから派生した電子ドキュメントファイル形式で、ドキュメント上で数式・グラフ処理が直接行なえるという、まったく新しいタイプの動的ファイルフォーマット。すでにWindows・Mac用のビューワソフトも公開しており、作成したCDFファイルを電子書籍として販売するためのライセンス・オプションも用意している。

 同社ではCDFファイルの仕様を公開し、工学・金融・ビジネス分野を含めた研究者ユーザーへの普及を目指すとしている。未だにPDFユーザーの多い学術電子ドキュメント界の新・標準フォーマットを目指したいとのこと。【hon.jp】

問合せ先:Computable Document Format概要サイト( http://www.wolfram.com/cdf/

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