米Amazonが欧州2国目としてドイツでも電子書籍端末「Kindle」を発売、現地の再販価格にも対応

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【編集部記事】Amazon社(本社:米国ワシントン州)が現地時間4月21日、ドイツ国内向けに電子書籍端末「Kindle」シリーズを正式に販売開始し、同時にドイツ版Kindle Storeをオープンしたと発表した。

 Kindle WiFiの本体価格は139ユーロ(約16,570円)、Kindle 3G(3G+Wi-Fi)189ユーロ(約22,530円)となっているが、メニュー画面はまだ英語のままとなっているとのこと。ドイツ版Kindle Storeで販売される電子書籍も65万点以上となっているが、そのうちドイツ語の作品はまだ少数で、現地大手出版社Spiegel社(本社:ドイツ・ハンブルグ)のベストセラー71点の他、25,000点前後のドイツ語の商用電子書籍・電子雑誌・新聞などというラインナップとなっている。

 なお、ドイツ国内は先進国でも珍しく電子書籍も再販制度の対象として認められているため、ドイツ国内作品については固定価格が採用される。また、Amazonでは、iPad・iPod touch・iPhone・PC・Mac・Android版Kindleアプリもドイツ対応するためのアップデートを実施し、個人出版サービス「Kindle Direct Publishing」においてもドイツ向け電子書籍が出版可能になったことも発表した。【hon.jp】n

問合せ先:Amazon社のプレスリリース( http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=176060&p=irol-newsArticle&ID=1553059

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