『刑事の慟哭』下村敦史/双葉社/5月23日刊行予定 ~ 発売前作品のゲラが読める NetGalley 新着作品紹介

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 ミステリー界若手一の実力者が放つ感涙の警察小説!!

 発売前の本のゲラを読み、レビューを投稿して本のプロモーションを応援できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品紹介です。

 書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。

刑事の慟哭

下村敦史/双葉社

内容紹介

刑事の慟哭 この捜査 ―― 誰のために。何のために。

 組織に刃向かい、居場所を失くした男

 ただ独り、司法の闇に紛れた犯人を追う

 新宿署の刑事・田丸は、本部の方針に反して連続殺人事件の捜査を行い、その結果、真犯人を挙げた。しかしそれにより組織を敵に回し、署内で厄介者扱いされていった。

 そんな中、管内で起こったOLの殺人事件の捜査でも、その主軸から外された田丸だが、偶然にも帰宅途中に歌舞伎町の人気ホストの刺殺体を発見する。OLとホストの思いがけない共通点に気づき、その筋を追うことを会議で提案するも叶わず、相棒の神無木と密かに捜査を行うことに――。

 ミステリー界若手一の実力者が放つ感涙の警察小説!!

【著者プロフィール】

1981年京都府生まれ。2014年『闇に香る嘘』で第60回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。同作は、数々のミステリランキングで高評価を受ける。15年「死は朝、羽ばたく」が第68回日本推理作家協会賞(短編部門)の候補に、また16年『生還者』が第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)の候補になる。様々な社会問題を骨太なエンタテインメントとして昇華させる筆力から、いま最も注目を集める若手作家である。近作に『緑の窓口 樹木トラブル解決します』『サハラの薔薇』『黙過』『悲願花』など。

おすすめコメント

 優秀ゆえに日陰者を演じる刑事の悲哀と魅力。司法の盲点を突く社会派エンタメの鋭さ。そして“慟哭”の先に待ち受ける熱い涙の結末。

 下村敦史の警察小説は、面白さの格が違う!

―― 宇田川拓也(書評家)

出版情報

発行形態:ハードカバー
ISBN:9784575241747
税抜価格:¥1,600 (JPY)
ジャンル:文芸小説 , ミステリー/サスペンス
刊行日:2019/05/23

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