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エンターテインメント小説界の旗手が、昭和の東京五輪をモチーフに現代を撃つ、長編クライムノベル。
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書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。
悪の五輪
月村了衛/講談社
内容紹介
アジア初の五輪開催を翌年に控えた東京は、戦争の影が姿を消し、繁栄への道を突き進んでいた。オリンピック組織委員会には政治家、財界関係者らが名を連ねており、あらゆる業種が莫大な利権に群がっている。
1963年3月、オリンピック公式記録映画の監督を務めることになっていた黒澤明が突如降板した。元戦災孤児のアウトロー、人見稀郎は、黒澤の後任に中堅監督の錦田をねじ込むことで、興行界を伸し上がろうとするが──。
エンターテインメント小説界の旗手が、昭和の東京五輪をモチーフに現代を撃つ、長編クライムノベル。
出版社からの備考・コメント
校了前のデータを元に作成しています。 刊行時には内容が若干異なる場合がありますが、ご了承ください。
おすすめコメント
黒澤明が東京オリンピックの映画監督を降板したのは事実です。本作品はその事実を出発点に、東京を日本を激変させた平和の祭典の裏側でいかなるドラマがありえたのかを、伝説のヤクザ・花形敬や戦後最大のフィクサー・児玉誉士夫、映画界の大物・永田雅一などを実名で登場させつつ、手に汗握るフィクションとして描いています。
―― 担当編集者より
出版情報
発行形態:ハードカバー
ISBN:9784065156414
税抜価格:¥1,600 (JPY)
ジャンル:文芸小説 , ミステリー/サスペンス
刊行日:2019/05/14
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