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進学校の女子高で、自らを「僕」と称する文芸部員たち。無機質な新構想大学の寮で出会った少女たちの 孤独な魂の邂逅。語り継がれる傑作二編が、待望の復刊!
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書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。
僕はかぐや姫/至高聖所
松村栄子/ポプラ社
内容紹介
進学校の女子高で、自らを「僕」と称する文芸部員たち。
17歳の魂のゆらぎを鮮烈に描き出し、センター試験出題時に話題騒然となった著者のデビュー作「僕はかぐや姫」。
無機質な新構想大学の寮で出会った少女たちの孤独な魂の邂逅を救い上げた芥川賞受賞作「至高聖所」。
語り継がれる傑作二編が、待望の復刊!
カバーイラストは上條敦士氏。
出版社からの備考・コメント
著者略歴:松村栄子(まつむら・えいこ)
1961年静岡県生まれ、福島県育ち。京都市在住。筑波大学第二学群比較文化学類卒業。90年「僕はかぐや姫」で海燕新人文学賞を、92年「至高聖所(アバトーン)」で芥川賞を受賞。
著書に、『雨にもまけず粗茶一服』『風にもまけず粗茶一服』『花のお江戸で粗茶一服』など、エッセイに『ひよっこ茶人、茶会へまいる。』『京都で読む徒然草』などがある。
おすすめコメント
私の血の中には様々な作家の物語が流れているが、骨はこの「僕はかぐや姫」ただ一篇によって形成されているに等しい。 ――宮木あや子
出版情報
発行形態:文庫・新書
ISBN:9784591162439
税抜価格:?
ジャンル:文芸小説
刊行日:2019/03/05
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