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【編集部記事】出版社大手のMacmillan社(本社:米国ニューヨーク州)は現地時間の22日、急増する電子教科書ニーズに対応するため、教授・教師自身で市販教科書を自由に再編集するための電子書籍プラットフォーム「DynamicBooks」を発表した。
DynamicBooksは従来の電子教科書システムとは異なり、教授・教師が自分の講義内容に合わせて教材をつくれるよう配慮した電子書籍制作プラットフォームで、元となる市販教科書はMacmillan側が提供する予定。同社によると、市販教科書には個々の講義内容に100%対応できないという欠点があり、それがコスト高の要因の一つとなっていたことに着目。DynamicBooksでは必要な章だけを取り出し、その内容を再編集したり、他の教科書とミックスしたりできるようなオーサリング環境を提供したいとのこと。
なお、専用サイトはすでにオープンしているが、実際のサービスインは今年9月の新学期前を目標にしている。【hon.jp】n
問合せ先:DynamicBooks.comのサイト( http://dynamicbooks.com/ )