英作家団体The Society of Authorsが電子書籍について方針変更、作家印税率50〜75%を要求か

noteで書く

《この記事は約 1 分で読めます(1分で600字計算)》

【編集部記事】英Times紙など各種報道によると、英国の作家団体The Society of Authors(本部:英国ロンドン市)は今年、最近の電子書籍ブームを受け、出版各社に対し電子書籍作家の大幅印税率アップを要求する模様。

 The Society of Authorsは1884年に創設された非営利団体で、会員数は約8,500名。各種報道によると、同団体では従来、電子書籍作家の印税率については25%〜35%を非公式な推奨ターゲットとしていた。しかし、昨年からの電子書籍ブームと価格低下を受け、方針変更に着手。そして、会員誌「The Author」最新号で、「基本50%〜75%、レンタルやPPVは50%〜85%」と具体的なターゲット値を提示し、啓蒙準備に入ったとのこと。

 なお、この新レートはすでに会員向け告知ページでも掲示されているが、まだ非公式の数字であるため、英出版各社からの反応はまだない模様。【hon.jp】n

問合せ先:英Times紙の記事( http://entertainment.timesonline.co.uk/tol/arts_and_entertainment/books/article6999918.ece

noteで書く

広告

著者について

About hon.jp Staff 7938 Articles
株式会社hon.jp(2018年3月31日で解散)スタッフによる記事のアーカイブです。ニュースメディア「hon.jp DayWatch」はNPO法人HON.jpが事業継承し、2018年10月1日より「HON.jp News Blog」へ名称変更、リニューアルして運営しています。リンク先が消えている場合は、Wayback Machineなどを利用すると、当時の記事が掘り出せるかもしれません。