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【編集部記事】米国のある若い工業デザイナーが提案する電子書籍端末のデザインが、電子書籍関係者たちや一部ガジェット好きなブロガーたちの間で話題となっている。
考案者の名前はNadeem Haidary氏で、自身の作品ポートフォリオを紹介するサイトで、究極の省エネを実現する電子書籍端末コンセプト「Bibliofile」を発表。このBibliofileの最大の特徴は、電子ペーパーディスプレイの省電力性を活かし、ユーザーのページめくり動作を画面描き換えの電力源としている点。ユーザーに、画面端にあるノブを上下させることで電子書籍コンテンツのページ送り/戻しを行ない、同時にハードウェア内蔵のダイナモを動かして発電するというもの。さらに内蔵ペンもピエゾ素子を使うことで、電源不要にする提案もされている。
残念ながらこのBibliofileはあくまでもコンセプト案であるため、実際の商品化の可能性については不明だが、“紙の本”に近いハードウェアを求めている電子書籍マニアたちの間ではかなり好評のようだ。【hon.jp】n
問合せ先:Nadeem Haidary氏のBibliofileコンセプト( http://nadeemhaidary.com/bibliofile.html# )