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【編集部記事】社団法人日本文藝家協会(本部:東京都千代田区)は15日、米Google社が運営する「Google Book Search」サービスの著作権侵害訴訟に関連して米国内で提示された和解案について、抗議する声明文を発表した。
Google社の「Google Book Search」サービスはPDFの応用技術を使い、書籍すべてをOCRスキャンして中身を無料検索させるというサービス。2004年のサービススタート直後に、米国内で著者団体・出版社団体による著作権侵害として訴えられ、昨年ようやく法廷外で和解に至り、連邦裁判所の最終判断を待っているところだった。
今回の日本文藝家協会の主張は、この和解案が米国外の著作物も対象範囲に含まれてしまっており、日本国内の対象書籍については日本の著作権法を遵守するよう求める内容となっている。
【hon.jp】n
問合せ先:日本文藝家協会のサイト( http://www.bungeika.or.jp/top.htm )