スペインでデジタルコンテンツ著作権者情報記録サイトCreativeChain.orgがベータ実験開始、ブロックチェーンとP2Pファイル共有システムを連携

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【編集部記事】スペインの電子出版ニュースサイト「Dosdoce.com」が、同国でベータ稼働開始したデジタルコンテンツ著作権者情報記録サイト「CreativeChain.org」を紹介している。

 CreativeChain.orgは、現地のITインキュベータ会社が始めたプロジェクトの1つで、仮想通貨Bitcoinを動かしている裏側の仕組み「ブロックチェーン」に、デジタルコンテンツの著作権者情報を記録するというもの。

 昨年あたりから、すでに似たようなベンチャーとして米Monegraph社(本社:米国ニューヨーク州)やascribe社(本社:ドイツ・ベルリン市)が立ち上がっているが、CreativeChain.orgは前2社と異なり、Creative Commons系のフリーコンテンツの制作者を念頭に設計されているとのこと。寄付システム(Bitcoinベース)とP2Pファイル共有システム(BitTorrentベース)に連携させることで、作家側が2次創作物の追跡までさせることを可能にするという。【hon.jp】
問合せ先:Dosdoce.comの記事( http://www.dosdoce.com/2016/09/13/creativechain-certifica-la-autoria-licencia-cualquier-obra-online/

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