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【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、EPUB電子書籍向けウォーターマーク付与サービスBooXtream社(本社:オランダ・アムステルダム市)の手法が明らかになったとのこと。
ウォーターマークとは、電子書籍業界では俗に“Social DRM”、日本では“電子透かし”と呼ばれているもので、DRMを使わずにデータ流出経路を監視できる仕組み。一般的な電子透かし技術では、画像やファイル内部に購入者IDを仕込むことが多いが、BooXtream社ではさらにCSSファイルやファイルパーツ等にもIDがセットされている。違法コピーに対しては抑止力的な効果しかないが、ハードウェア間を自由にコピーできるので、ユーザーたちにはとても好評のようだ。
公開された技術仕様によると、BooXtream社では画像ファイルやファイル名を独自の暗号文字列に変換するだけでなく、購入者や購入時間も各章のフッター部分に暗号テキストとして埋め込んでいるとのこと。【hon.jp】
問合せ先:The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2016/06/20/researchers-reveal-booxtreams-digital-watermark-drm/ )