《この記事は約 1 分で読めます(1分で600字計算)》
【編集部記事】米国の個人作家向け電子書籍市場調査サイト「Author Earnings」が、電子書籍ストアに関する新しい調査レポートを公開した。
同サイトは、個人作家Hugh Howey氏がAmazon.com用Webクローラーを自作してKindle個人作品市場の成長度合いを調査・分析しているもので、レポート第一弾から、無名の個人作家たちがAmazonの電子書籍コーナーを実質掌握していることを明らかにし、米AAPや英Neilsen Booksのレポート数値があえて非ISBN書籍をカウントしないことで恣意的操作されていることを指摘していた。
最新版では米国Amazonサイト上で、個人作家vs.商業作家の分布状況を、収入帯別に分けて比較。結果、どのレベルの層でも個人作家が商業作家を圧倒していること明らかになり、たとえば年間ロイヤリティ100,000ドル以上(約1,090万円)を稼ぐトップ層1,350名では、425名が個人作家、115名が大手出版5社の商業作家、45名が中小出版社の商業作家であることが確認されたとのこと。【hon.jp】
問合せ先:Author Earningsの最新レポート( http://authorearnings.com/report/may-2016-report/ )