英作家「出版社と契約する前に、その編集者の年収を聞くこと」

noteで書く

《この記事は約 2 分で読めます(1分で600字計算)》

【編集部記事】米・英では電子書籍作家の台頭や絶版問題もあり、ベテラン有名作家たちの収入激減問題が問題化しつつあるが、それをめぐる英作家団体The Society of Authors(本部:英国ロンドン市)と出版社団体Publishers Association(同)の駆け引きについて、著作権料徴収団体役員でもある作家James McConnachieがThe Guardian紙面で論じている。

 作家団体The Society of Authorsは、ベテラン有名作家の貧困化の原因は、不平等な電子書籍ロイヤリティ率・絶版放置にあると主張し続けているが、それに対しPublishers Association側は「出版契約は関係ない。業界構造的な問題である」と譲らず、千日手が続いている。

 McConnachie氏は、編集者の年収が大多数の作家を上回っている点に着目。新人作家たちに「出版社と契約する前に、その編集者の年収を聞いてみたほうがよい」と、ベテラン作家たちと同じハメ技に陥らないよう警告を発している。【hon.jp】

問合せ先:The Guardian紙の記事( http://www.theguardian.com/books/booksblog/2016/feb/11/publishers-should-pay-authors-as-much-as-their-other-employees

noteで書く

広告

著者について

About hon.jp Staff 7938 Articles
株式会社hon.jp(2018年3月31日で解散)スタッフによる記事のアーカイブです。ニュースメディア「hon.jp DayWatch」はNPO法人HON.jpが事業継承し、2018年10月1日より「HON.jp News Blog」へ名称変更、リニューアルして運営しています。リンク先が消えている場合は、Wayback Machineなどを利用すると、当時の記事が掘り出せるかもしれません。
タグ: