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米Bloomberg.comの報道によると、ニューヨーク州南部連邦地方裁判所は現地時間の9月26日、書籍スキャン検索サービス「Google Books」の著作権裁判の証拠物件としてGoogle社のライバル企業の事業内容明細を召還することを決定した。
来年春にも判決が出ると予想されているこのGoogle Books裁判は、現時点はまだ原告/被告とも証拠提出の段階。今回証拠物件としての召還が認められたのは、Amazon、Yahoo!、MSNなど書籍スキャン事業のシステムの仕組みや事業内容の明細で、Google社からの要請によって実現された。
なお、Amazon、Yahoo!、MSNはそれぞれ書籍スキャン事業においてはGoogle社とはライバルの関係にあるが、皮肉にも3社ともGoogle社の裁判に巻き込まれることになる。
【関連サイト】
米Bloombergの本件に関する報道(英文)
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601103&sid=amfuMLMq__H8&refer=news