《この記事は約 3 分で読めます(1分で600字計算)》
旅行ガイド・ご当地本のいいとこどり「たびのたね」
特集連載企画 内沼晋太郎「本屋の旅」スタート
内沼晋太郎さんが全国各地の本屋さんを直接取材!
株式会社JTBパブリッシング(東京都新宿区、代表取締役社長:里見雅行)は、1月9日(金)から旅行ガイド・ご当地本のいいとこどりができる電子書籍サービス『たびのたね( http://tabitane.com/ )』のサイト上で、特集連載企画「内沼晋太郎『本屋の旅』( http://tabitane.com/special/1501uchinuma/ )」をスタートします。
「内沼晋太郎『本屋の旅』」は、ブック・コーディネーターであり、ご自身も東京・下北沢で新刊書店「本屋B&B」を営まれている内沼晋太郎さんが、北海道から沖縄まで全国各地の本屋さんをめがけて旅をする企画です。内沼晋太郎さんがすべて直接取材をした様子を、内沼さんならではの視点で語っていただきます。
電子書籍サービス『たびのたね』では、全国各地のご当地出版社が「編集」した魅力あるタイトルを多数収録しています。ご当地出版社と同様に、全国各地には魅力ある「本屋さん」が多数あり、「本屋さん」そのものが旅先になるのではないか、との思いから電子書籍サービス『たびのたね』サイトでの連載を決めました。
1月9日(金)に公開する「プロローグ」では、「なぜ本屋の旅か」と題して、特集連載企画に対する内沼さんの思いを掲載しています。以降、沖縄、北海道、全国へ内沼さんが「本屋の旅」に飛びまわります。どうぞご期待ください。
※内沼晋太郎・・・ブック・コーディネイター。2012年、東京・下北沢にビールが飲めて毎日イベントを開催する新刊書店「本屋B&B」をオープン。著書『本の逆襲』(朝日出版社)ほか。
(プロローグより抜粋)
この連載は、ぼくが全国各地の本屋をめがけて旅をして書く。それは、本屋が一軒ずつ、実はそれぞれに違っているからだ。いつも雑誌に取り上げられているような、有名な本屋だけがほかと違うのではない。パッと見どこにでもありそうな普通の本屋にも、それぞれの土地に暮らす人々に向き合っているからこそ滲み出る、それぞれの個性がある。有名ならば有名なりに、無名ならば無名なりに、大きければ大きいなりに、小さければ小さいなりにある。慣れてくると、そのちょっとした違いを見つめ、目を凝らすことが楽しくなる。その楽しみを知ってしまったぼくは、欲望に操られるように、旅先でも気がつくといつも本屋を探してしまう。さらにはいつしか逆転して、本屋をめがけて旅をするようになり、そのことについて書く機会を頂戴して、いまここにいる。
※『たびのたね』…旅行ガイドブックや観光地を特集した雑誌、ご当地出版社が発行するローカル出版物などを、テーマや特集、エリアなどで抜粋したオリジナル版で購入できる新しい電子書籍サービス。購入したコンテンツをまとめて、自分だけのオリジナルガイドを作ることもできる。n
問合せ先:株式会社JTBパブリッシング 情報戦略部 03-6888-7836 tabitane@rurubu.ne.jp