マンガ原画、アメリカで競売や特別展など 日刊出版ニュースまとめ 2026.10.25

【写真】オリオン書房 ノルテ店+猫
Photo by Ryou Takano(+Adobe Firefly 生成塗りつぶし“寝転んでいる白猫”)
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総合

デジタル(電子・オーディオ)出版ニュースまとめ 2026/10/24 audible今週の新刊〈オーディオブックファンクラブ(2026年10月24日)〉

政治

自民の本屋議連、トラック新法に基づく「適正原価」制度の段階的導入など求める要望書〈読売新聞(2026年10月24日)〉

社会

「活性化への取り組みで書店増に期待」61%、「無書店の自治体が多い状態の改善必要」63%…読売世論調査〈読売新聞(2026年10月24日)〉

私が思っていたより、世の中から期待されているし、改善が望まれているという印象です。ちょっと気になったのが末尾のこれ。

調査は8月24日~9月30日、全国の有権者3000人を対象に行い、2000人から回答を得た(回答率67%)。

郵送方式とあるので、偶然ぴったり2000人だったということになるのでしょうか。すごいなあ(鷹野)

うる星やつら原画840万円…米国で競売や特別展 漫画の芸術性に脚光〈日本経済新聞(2026年10月24日)〉

評価の高まりには課題もある。海外で高値取引が進めば、日本国内の美術館や公的機関が取得できず、貴重な原画が国外に流出する懸念があるからだ。

記事には課題がこれしか書いてないのですが、それ以外に「原画に価値がある」となると相続税がかかるようになるという問題点が以前から指摘されています。横手市増田まんが美術館などが取り組んでいる原画アーカイブ事業はその対策のため、という側面もあるのですよね(鷹野)

神保町の歩道に古書100万冊 読書の秋「神田古本まつり」1日まで〈朝日新聞(2026年10月23日)〉

経済

本を届け続けるために、何を諦めるのか――世界の出版物流から考える〈mizuho furuhata(2026年10月24日)〉

現場を知らない机上論ですが、やはり返品条件付き売買契約(通称委託販売制)と再販価格維持契約の維持を「諦める」のが合理的なのでは。いきなり止めるのは難しいとしても、CDのような時限再販とセール用卸価格により「発送先で売り切る(もしくは破棄する)」ことで「物をなるべく動かさない」のが無駄を省く道だと思うのですよ。もちろん「大手が有利になる」など競争上のデメリットもあるから、簡単にはいかないとも思いますが……まあ、もう何十年も議論されてきたことではありますよね(鷹野)

技術

PHP並みの脆弱性「まだ出てくる」 米クラウドフレアCEOが予告〈日本経済新聞(2026年10月24日)〉

あのぜいじゃくせいがさいごのいっぴきだとはおもえない(鷹野)

日経新聞への不正アクセスで日経BPの利用者情報も約80万件漏えい テレ東などにも影響か〈ITmedia NEWS(2026年10月23日)〉

イベント

日本電子出版協会「『紙』から『Web』、そして『AI』へ——『@IT』起業からメディアの現在を考える 2026年」講師:藤村厚夫氏・新野淳一氏〈オンライン/10月26日〉

日本電子出版協会「デジタル辞書の40年」講師:永田健児氏〈オンライン/10月29日〉

出版労連 第52回 出版研究集会「出版産業はどこへ?~版元、流通、教科書の変容と私たちの仕事~」〈東京都千代田区(エデュカス東京)+オンライン/10月29日・11月19日〉講師:山本憲央氏、山田桂吾氏、飯田一史氏

日本出版学会賞 受賞記念講演会「外地書店・外地取次研究の現在地──わかったこと、わからなかったこと」講師:日比嘉高氏(名古屋大学大学院人文学研究科 教授)〈オンライン/10月29日〉

立命館大学デザイン・アート学部/研究科公開授業「死ぬまで学べ――大人のデジタル学習術」すがやみつる氏〈京都府京都市(立命館大学衣笠キャンパス)/11月11日〉

本の学校 出版シンポジウム 2026 in東京 書店再興会議「これからも本を売り続けていくために」〈東京都品川区(きゅりあん 品川区立総合区民会館)/11月15日〉

池松潤(アウトプットLABプロジェクト)「AI × YouTube × 出版 これから先、コンテンツビジネスや、出版社は何を売るのか? AIが要約し、YouTubeが説明してくれる時代に、なぜ人は本やコンテンツにお金を払うのか?」〈東京都千代田区(note place)/11月19日〉

日本電子出版協会「パソコンって、なんだったんだ? ――『月刊アスキー』元編集長が掘り起こす、誌面と舞台裏」講師:遠藤諭氏〈オンライン/11月25日〉

日本図書館協会 出版流通委員会「公共図書館における電子書籍提供サービスの実際:導入と運用」〈東京都中央区(日本図書館協会研修室)+オンライン/11月28日〉

日本出版学会「2026年度秋季研究発表会」&「新潟市内マンガ関連施設視察ツアー」〈新潟県新潟市(開志専門職大学)/12月5日~6日〉

お知らせ

文学フリマ東京43に出店します

11月8日(日)に東京ビッグサイトで開催される文学フリマ東京43に出店します。ブース番号は い-09〜10 (南3・4ホール)です。

新刊『出版とフリー 〈無料〉との競争の果てに起きたこと』について

クリス・アンダーソンの名著『フリー〈無料〉からお金を生みだす新戦略』(2009年・NHK出版)を再読し、日本の出版状況に合わせて考察した10年前の連載コラムが本になりました。最終章は書きおろしの「生成AIとフリー」です。

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