米Amazon、ユーザー投票式で有望な電子書籍作家を発掘・世界デビューさせる「Kindle Scout」サービス

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【編集部記事】米Amazonの新サービスが立て続けに登場している。Amazon社(本社:米国ワシントン州)は今週、個人の電子書籍作家の中から有望な人を商業デビューさせる「Kindle Scout」サービスを英語圏限定で開始した。

 Kindle Scoutは、個人作家は未発売の作品を投稿し、無料配信中にある一定のダウンロード数を獲得した作家を抽出。Amazonスタッフの審査を経て、アドバンス1,500ドル(約16万円)+50%ロイヤリティ保証の出版契約を結ぶ権利が与えられる。面白いのはその契約内容で、電子書籍版についてはAmazon社が全世界・全言語での独占出版権を取得するが、紙書籍の権利は求めないとしている点。

 なお、運悪く不採用となった作品については、今月オープンしたばかりの作家コミュニティ「WriteOn by Kindle」で、作品にさらに磨きをかけてほしいとしている。【hon.jp】

問合せ先:Kindle Scoutのサイト( https://kindlescout.amazon.com/

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