米国著作権局、著作権の登録事務手続きの見直し案、電子書籍についても言及

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【編集部記事】形骸化しているものの、著作権の登録制度を残している米国で、デジタル時代に対応した新しい事務手続き案づくりが進んでいる。

 今回、米国著作権局(本部:米国ワシントンD.C.)は約20年ぶりとなる事務手続き方法の修正案をネット上で公開。今までなかった電子書籍についても言及されているが、事務方がいろいろと悩んでいるのがわかる面白い内容となっている。

 新案では、たとえば作家が作品Aの紙書籍版+インタラクティブアプリ版+EPUB版の3つを制作した場合、原則的にはそれらはすべて別作品として三重登録する必要があり、それぞれをPDFなど所定形式でアップロードし、登録手数料も3倍請求されることになる。また、納品ファイルフォーマットにEPUBやMOBIなども追加されておらず、予定されている今年末からの運用開始は波乱含みになりそうな気配だ。【hon.jp】

問合せ先:米国著作権局の登録事務手続きの見直し案( http://copyright.gov/comp3/docs/compendium-full.pdf

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