個人作家向け市場調査サイトAuthor Earnings「大手出版社と契約しても、執筆で生計を立てている人は少ない」

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【編集部記事】年初から現地出版関係者を震撼させている米国の個人作家向け電子書籍市場調査サイト「Author Earnings」が、調査レポート第五弾を公開した。

 同サイトは、個人作家Hugh Howey氏がAmazon.com用Webクローラーを自作してKindle個人作品市場の成長度合いを調査・分析しているもので、レポート第一弾では無名の個人作家たちがAmazonの電子書籍コーナーを実質掌握していることを明らかにし、関係者に大きな衝撃を与えた。

 今回のレポートではそれぞれの収益源となっている作家クラスターを分析。それによると、大手出版社は5年以上前から契約関係にある有名作家からの収益にたよっており、それ以降に登場した個人出版ルートの新人作家たちに圧されているという。さらに、世間のイメージとは大きく異なり、大手出版社と契約した作家で、執筆のみで生活できる人が激減したとの推計もはじき出している。【hon.jp】

問合せ先:Author Earningsレポート第五弾( http://authorearnings.com/the-tenured-vs-debut-author-report/

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