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【編集部記事】電子出版ニュースサイト「The Passive Voice」によると、先週英国ロンドン市内で開催された電子書籍カンファレンス「FutureBook 2013」で、楽天グループの加Kobo社(本社:カナダ・オンタリオ州)が英国のアダルト電子書籍排除騒動の顛末について講演したとのこと。
英国ではキャメロン首相が先導役となって、年内中に各ISP会社がポルノ・喫煙・飲酒・暴力フィルタを設置する予定となっている。そのような中、9月にAmazon社やKobo社の電子書籍ストアに多くの近親相姦・レイプ系のアダルト小説が販売されていることがタブロイド紙に騒がれ、Koboプラットフォームを使っていた大手書店チェーンWH Smith社の電子書籍ストアが一時閉鎖される騒動になった。
記事によると、Kobo社のMichael Tamblyn氏は一時閉鎖せざるを得なかったウラ事情として「コンピュータにはアダルト作品かどうかを判断する能力はない」「だから人力作業のため、一旦サービスまるごとオフラインにする必要があった」と説明していたという。【hon.jp】
問合せ先:The Passive Voiceの記事( http://www.thepassivevoice.com/11/2013/kobo-talks-about-self-publishing-take-down/ )