電子書籍デバイスが自作できる! 米E-Inkの電子ペーパー開発キット

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 電子ペーパー開発大手の米E-Ink社(本社:米国マサチューセッツ州)は現地時間の27日、同社の電子ペーパー型ディスプレイを使った自作ハードウェアをつくるための専用キットを11月から発売することを明らかにした。

 この「AM-100 EPD Prototype Kit」は、電子ペーパーを使ったプロトタイプ製品を開発したいユーザー向けに発売されるもので、同社製の(1)6インチTFT型電子ペーパー、(2)CPUボード、(3)電子書籍リーダープログラムなどを含む開発ソフトウェア一式、をまとめてバンドルしている。

 (2)のCPUボードは米Gumstix製のホビーキットを採用し、Intel製のXScale XA255プロセッサとLinux OS、MMCカードリーダーなどを搭載。(3)の開発キットはPC向けのgccクロスコンパイラ、ドライバ、ソースコード付きの電子書籍リーダーソフト、開発ドキュメントなどを含む。

 なお、本キットの価格は3000ドル(約36万円)で同社にFAXで注文可能。

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AM-100 EPD Prototype Kitの製品写真

【関連サイト】
米E-Ink社の「AM-100 EPD Prototype Kit」の紹介ページ(英文)
http://www.eink.com/kits/
上記製品の注文書FAX(英文)
http://www.eink.com/kits/AM-100_EPD_KIT_050927.pdf
eBookSpot.jpでの「電子ペーパー」に関する過去記事

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