ドイツの出版大手Georg von Holtzbrinckグループが組織改革、“脱・出版社”を目指しITベンチャー投資を積極化

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【編集部記事】MacMillan系など多数の出版社を傘下に置くドイツの大手出版グループGeorg von Holtzbrinck(本社:独バーデンヴュルテンベルク州)は先月、グループ全体の組織改革を実施した。

 今回の組織改革は大規模なもので、体制が国単位からコンテンツカテゴリ単位に切り替えられ、“脱・出版社”を目指すことが最大の目標となっている模様。米ITベンチャー業界ニュースブログ「Pando Daily」によると、新体制の先鋒役となるのがベンチャーファンド子会社の米Macmillan New Ventures社(本社:米国ニューヨーク州)。本業である科学系・教育出版業が倒れる前に、有望なITベンチャー企業を次々と買い付けるのがミッションで、数億ドル(数百億円)規模の予算を与えられている模様。

 Pando Daily記者の取材に対し、Macmillan New Ventures社のTroy Williams副社長は「本社幹部たちは自分たちが退職金をもらえるまでの間、つまりあと15〜20年くらいは大丈夫と思っているらしいが…現実には、あと7〜10年くらいが限界だと思う」と本音を漏らしている。【hon.jp】

問合せ先:Pando Dailyの記事( http://pandodaily.com/2012/07/05/macmillian-knows-publishing-is-doomed-so-its-funding-the-future/

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