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【編集部記事】オランダの電子書籍ニュースサイト「eReaders.nl」によると、昨日欧米圏で発売されたことで話題の「Harry Potter」シリーズのEPUB版では、DRMの代わりにBooXtream社(本社:オランダ・アムステルダム市)のウォーターマーク技術が採用されているとのこと。
ウォーターマークとは、電子書籍業界では俗に“Social DRM”、日本では“電子透かし”と呼ばれているもので、DRMを使わずにデータ流出経路を監視できる仕組み。一般的な電子透かし技術では、画像やファイル内部に購入者IDを仕込むことが多いが、BooXtream社ではさらにCSSファイルやファイルパーツ等にもIDがセットされているとのこと。
BooXtream社ではこの技術をAPIサービスとして出版社等に提供しているとのこと。違法コピーに対しては抑止力的な効果しかないが、ハードウェア間を自由にコピーできるので、ユーザーたちにはとても好評のようだ。【hon.jp】
問合せ先:蘭eReaders.nlの記事( http://www.ereaders.nl/28031202_harry_potter-platform_maakt_gebruik_van_nederlands_drm-systeem )