『おいで、アラスカ!』アンナ・ウォルツ(作)/野坂悦子(訳)/谷口正造(装画)/フレーベル館/3月21日刊行予定 ~ 発売前作品のゲラが読める NetGalley 新着作品紹介

『おいで、アラスカ!』表紙

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 いつ起こるかわからない。いまこの一秒になにもなくても、 次の一秒になにか起こるかもしれない。じゃなかったら、そのまた次の一秒に。

 発売前の本のゲラを読み、レビューを投稿して本のプロモーションを応援できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品紹介です。

 書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。

おいで、アラスカ!

アンナ・ウォルツ(作)/野坂悦子(訳)/谷口正造(装画)/フレーベル館

内容紹介

おいで、アラスカ! 12歳の少女パーケルと13歳の少年スフェンが主人公の物語。

 新学期の2週間のあいだに起きる出来事を、二人が交互に語るなかで、彼らをつなぐ一匹のゴールデンレトリバー、アラスカが登場します。

 8カ月前に、大好きだったアラスカを手放したパーケル。転校してきたスフェンがアラスカの新しい飼い主だと知って、パーケルはくやしくなります。そしてアラスカを連れ去ろうと真夜中、スフェンの家にしのびこみ……。

 立場も性格もまったく違うパーケルとスフェンに共通するのは、次の瞬間、なにが起きるかわからない未来に、強い「不安」を感じていること。

 なぜならパーケルには両親の経営する店が強盗に襲われた経験があり、いっぽうスフェンにはてんかんの発作があるから。

 「自分自身であるとはどういうことか」「人から違う目で見られることをどう受け止めるか」といった問いも織りこみながら、深まっていくふたりの友情を描きます。

 生きることへの不安、そしてその不安をも乗り越える勇気も描いた本作をどうぞ、お楽しみください。

おすすめコメント

 オランダ児童文学の期待の作家、アンナ・ウォオルツの邦訳最新作!

 本作はオランダの児童文学賞、銀の石筆賞受賞作。

販促プラン

 アンナ・ウォルツ原作『ぼくとテスの不思議な七日間』(野坂悦子 訳/フレーベル館)の映画「恐竜が教えてくれたこと」2020年3月上旬、シネスイッチ銀座ほかにて全国順次公開!

出版情報

発行形態:ハードカバー
ISBN:9784577048405
本体価格:¥1,400 (JPY)
ジャンル:文芸小説 , 児童書/絵本
刊行日:2020/03/21

関連リンク

映画「恐竜が教えてくれたこと」公式サイト

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