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外からは見えにくい困難を、見えないことにしないために。
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書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。
きみの存在を意識する
梨屋アリエ/ポプラ社
内容紹介
中学2年、石崎ひすいのクラス担任は読書活動に熱心。読んだ本の読書カードを提出させ、班ごとに数を競うことになった。が、ひすいは本を読むのが非常に困難。なかなかカードを提出できず肩身が狭くなる。
一方、猪熊心桜は、提出したカードの字が下手で、担任に差し替えられる。書字が困難なので、国語の追試はワープロで答えさせてほしいと「合理的配慮」を求める心桜を担任は否定する。
また、読書記録はプライバシーなので開示したくない、とカードを提出しない入来理幹のことも担任は認めない。クラスを乱す理幹を気にする優等生賀川小晴の親友尾木留美名は、教室が臭いと言って別室登校する。彼女は特定の臭いに過剰反応してしまう化学物質過敏症だった。一人の行動が、少しずつ状況を動かしていく。
誰も、怠けたり、わがままを言っているのではない。人は見えないことはないことにしがち。でも、外からは見えにくい困難を、見えないことにしないために。
これからを生きる10代に贈りたい小説です。
おすすめコメント
若い人には、最後の言葉をぜひ胸において、これからの社会をつくっていってほしいと願います。もちろん大人は今からでも。
ぜひ子どもと子どもの周囲の大人の方に、読んでいただきたい作品です。
出版情報
発行形態:ハードカバー
ISBN:9784591163566
税抜価格:¥1,500 (JPY)
ジャンル:児童書/絵本
刊行日:2019/08/05
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