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学生時代に立ち上げた会社が倒産し、妻は離婚届を置いて出て行き、六歳の娘セイラをかかえた月野耕生は、当面の生計のために、託児所付きの生命保険会社に入社する。
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パパとセイラの177日間 保険外交官始めました
まはら三桃/ポプラ社
内容紹介
28歳男子、失業、妻別居、娘一人。どうする!? 学生時代に立ち上げた会社が倒産し、妻は離婚届を置いて出て行き、六歳の娘セイラをかかえた月野耕生は、当面の生計のために、託児所付きの生命保険会社に入社する。これまでの社長の立場から一転、慣れない保険外交員の仕事はプライドが邪魔をしてなかなかうまくいかないが、悪戦苦闘するうち、自分も状況も次第に変わっていく。うまくいき始めたと思ったころ、それまで聞き分けのよかったセイラに異変が。耕生はどうするのか──。 失敗してもやり直せる。大人だって自分の殻を破れると、勇気をもらえる物語。
おすすめコメント
お辞儀も笑顔もごめんだと思っていた元エリート。「自分の殻を破らないといけない時よ」と言われ、守るもののために、自分のために、変わろうとする耕生を応援するうち、自分の中にも何か力がわいてくるような気がします。オビに掲載したセイラちゃんの言葉が心に沁み込んできます。ぜひご一読ください。
出版情報
発行形態:文庫・新書
ISBN:9784591162422
税抜価格:¥640 (JPY)
ジャンル:文芸小説
刊行日:2019/03/05
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